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忘れ去られた「紅葉橋」

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2017/09/12掲載(北見市/社会)

北見の昭和上仁頃間道路沿い

北見市上仁頃にある市道の昭和上仁頃間道路沿いに古い橋が残されていることが分かった。市が昭和36年に建設したものだが、道路の切り替えに伴い、橋を廃止したまま44年も放置、撤去し忘れていた。市は「原因は不明」というが、背景には市職員の「面倒は先送り体質」が浮き彫りとなっている。

橋に関する記録もなく…市が44年間放置

森の中にひっそりとたたずむ紅葉橋

森の中にひっそりとたたずむ紅葉橋

紅葉橋は橋長8メートルほどのコンクリート製ボックスカルバート橋。上仁頃市街から約300メートルほど昭和寄りの上仁頃川に架かっている。8月の市民通報で上仁頃川を管理する市道路管理課は初めてその存在を確認した。

 昭和36年当時、橋は農道として使われていたが、その後、道の農業基盤整備事業の一環として現在の市道整備が行われ、ルートが変更されたため道路そのものが廃止された。道路廃止によって橋は市の橋梁台帳からも姿を消したが、その後に橋撤去が計画されることはなかった。

 それから44年の間も市職員は河川パトロールや市道の補修に伴う巡視でたびたび現場を訪れているが、橋の存在に気づく職員はいなかった。こうして紅葉橋は書類と責任感のない職員の視界からも消えた。

 通報後、同課が記録を探したが橋に関する記録がなく「廃道手続き」の書類だけが見つかった。同課は「農道として使われていた時期もあるが、どの課がこの橋を担当していたのかは不明。ただ、市が管理者であり、撤去すべき橋であることは確かで早期に撤去を実施したい」と話す。

 5年前、本沢にも30年間、撤去し忘れていた「吉井橋」が見つかり撤去を約束していたが、市が撤去したのは今年。「早期に撤去」のその言葉も5年間先送りされていた。 (澄)