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連載 秋の善行表彰 (10)

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2017/12/23掲載(北見市/社会・本紙連載)

北見 女性(79)

長年にわたり障がい児教育に携わり
「子どもが好き」という気持ちが原動力に

北見市内の女性(79)は小学校の教員生活の多くを障がい児教育に携わってきた。その間、なにごとにも一生懸命に取り組む子ども達の姿に感動し、元気をもらいながら毎日を過ごしてきたという。「健康な子も弱い子も、命は同じ」「みんな仲良く」と行動する姿勢は、退職後20年余りたつ今も変わらない。善行会から今秋、社会福祉への貢献で表彰を受けた。

 家庭の事情で孤立する児童をかつて、自宅に受け入れ、普通の家庭生活を体験させた。自分の子も小さく、教師の仕事をしながら、多い時には5、6人の児童と一緒に暮らした。

 定年退職の直前、学校週休2日制が始まると、障がい児とその親の週末の居場所づくりに奔走。まだ社会的に福祉サービスが整備されていなかった時代だが、戸外活動「たまねぎサークル」の草創期に尽力した。

 退職後は障がい者の就労と受け入れ側の雇用の双方に心を注いだ。

 未導入の管内に先がけ、障がい者職業センター“旭川”支所登録のジョブコーチ、さらには受け入れ側の立場の“宮城”県障がい者雇用情報センターの専門家にも就き、求職・求人の両面から、就労の土台づくりに励んだ。児童生徒の将来を案じての行動で、道の事業を前倒しして自ら動いた。

 平成24年にはNPO法人サランの創設にかかわり、現在は任意団体・北見市の障がい児(者)の社会参加を進める会の気のおけない仲間達と「障がいのある子達、引きこもってないで出ておいで」と誘う活動を行っている。

 原動力となっているのは「子どもが好き」という気持ち。「引き継いでもらえるよう、私は道しるべをつくれれば、それでいい」としつつ「体は枯れても、心はいつも若葉」とますます若々しい。 (寒)