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鶯沢川の調査実施

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2017/12/29掲載(美幌町/社会)

美幌博物館などが

美幌博物館などはこのほど、特定外来種ウチダザリガニの抱卵個体などの冬眠場所を突き止める調査を、町内の鶯沢川(うぐいすさわがわ)で実施した。ウチダザリガニは伏流と呼ばれる川岸の土中にいることが初めて分かった一方、駆除には土を掘り起こさなければならないという難しさも浮き彫りになった。

ウチダザリガニの冬眠場所は川岸の土中
駆除には土の掘り起こしが必要
現時点での実施は難しく

博物館などは平成20年から鶯沢川を中心にウチダザリガニの駆除活動に取り組んできた。鶯沢川には4万匹以上が生息すると推定し、年間約1万匹を駆除した年もあったが、根絶には至っていない。

 ウチダザリガニは秋に交尾を行い、冬に抱卵・冬眠して、春にふ化する生態をもっている。このため博物館などは、冬に抱卵個体を駆除することが増加を抑えるのに最も効果的と考え、三重大学大学院などと共同で今回の調査を行った。

 この日の調査では、10月下旬に発信機を取り付けて川に戻した抱卵個体など3匹を探した。

 受信機を積んだドローンで大まかな場所を割り出した後、手持ちの受信機で細かな場所を特定したところ、3匹はいずれも伏流水が流れる川岸の土中にいた。川岸からの距離は0.5~2.6メートルで、深さは0.6~0.9メートルだった。

 また博物館などは、ウチダザリガニがある程度かたまって生息していると予想していたが、いずれも単独に近い状態で見つかった。

 学芸員は「これまで分からなかった冬の生息場所を突き止めることができたのはすばらしい成果」とする一方、駆除には数時間をかけて川岸を1メートル前後掘り起こさなければならず「現時点では現実的な方法とは言えない」としている。(浩)