オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


北見政治・社会
掲載日=2007/10/15
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きたみ東急百貨店 従業員の再就職問題 
離職者最大で400人規模、7割以上が「未定」の状態
 閉店が半月後に迫ったきたみ東急百貨店で、建物の取得問題とともに大きな課題となっているのが、従業員の再就職問題だ。北見公共職業安定所の動向調査では、従業員の約7割以上が、就職先が未定の状況。しかし、大半の従業員が早期の再就職を希望しており、一刻も早い求人の掘り起こしが求められている。
北見職安「地元企業」掘り起こし急ぐ 

 アンケート調査は正社員、パートを含む同百貨店の従業員165人、テナント従業員350人の計515人を対象に実施。このうち百貨店141人、テナント203人、計344人から回答を得た。

 百貨店従業員141人のうち再就職先が「決まっている」は20人。これに対し「未定」は120人に上った。正社員は札幌、東京の東急店舗への再雇用が保障されており、最終的には30人前後が希望する見通しだ。

 再就職の時期については「早期(今すぐ)に」が97人、「閉店後2〜3ヵ月以内」が44人。希望職種は販売が35人で最も多く、次いで事務25人、営業3人。希望地域は北見が96人、道内20人。 

 テナント従業員は、ビル取得の動向が確定していないため、雇用も流動的な要素が大きい。203人中「会社からの説明がない」が54人、「離職する見通し」が71人「継続雇用の見通し」が64人となった。

 一方、道労働局がテナント事業所を対象に実施した調査では97社中70社(従業員数219人)が回答。従業員の雇用見通しについては「解雇(離職)予定」が91人、「配置転換」が61人、「検討中」が67人となった。

 再就職時期の希望は「早期に」が最も多く88人。希望職種は販売が45人、事務8人、営業1人。希望地は北見が107人で圧倒的に多かった。

 百貨店、テナント従業員を合わせると344人中、継続雇用、再就職の見通しが立っているのは84人で全体の24%にとどまった。

 アンケート結果を踏まえ、同安定所は百貨店、テナント合わせて最大で400人規模の離職者が出ると予測。ただし未回答、検討中との回答も多く「今後どれだけの人数が継続雇用となるか」と注視している。

 一方、同安定所などの要請に応じ、北見地方の企業から151人の求人が寄せられた(9月27日現在)。「東急百貨店従業員の接遇能力を評価する企業も多い」という。業種はスーパーやホテル、自動車販売、運輸など多岐に渡り、職種も販売、調理、ホール係、営業、事務、経理など幅広い。

 同安定所は「今後も引き続き求人の掘り起こしに努めたい」としている。     (柏)

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