長倉さんは釧路市出身。世界の紛争地に生きる人々の姿を追いたいと、カメラマンになった。アフガニスタン、コソボなどで出会ったたくましく、笑顔で生きる子どもの写真紹介を交え、訪れた100人の市民に語りかけた。
エルサルバドルでは生後3ヵ月の子どもを亡くした母親から「子どもの写真を残しておきたい」と頼まれ、遺体を撮影すると近所の子ども達が花を持って集まってきた。「子どもの気遣いに心を打たれた」という。
また、アフガニスタンでは窓のない学校で地面に座って勉強する子どもを見て、机やいすを支援。サッカーボールや中古のジャージをプレゼントすると喜んでプレーに熱中した。
「戦火の中、裕福とはいえないながらも夢や希望を持って生きる子どもの姿に幸せとは何かを考えさせられる」と訴えた。 (成)