金刀比羅山保存会によると、金刀比羅山の桜は大正4年に金刀比羅神社が創始されたころに初めて植樹された。以後、10年余りの間に約500本の桜やトウヒなどが植樹された。その後、昭和27、28年に桜の苗木約200本、56〜58年に桜300本が植樹されている。
さくら公園は平成20年5月に北見市で行われる「さくらシンポジウム」の桜鑑賞会の会場となっており、地元住民と樹木医らシンポジウム関係者が枯れ枝などの除去を行った。その際、確認した。
植樹が始まった当時は山で苗木を掘り出して植えており、参道に沿ってほぼ直線的に並べられているが、この木は別もの。「おそらく植樹する前から自生していた天然の木で、金刀比羅山のご神木なのでは」(樹木医)。
樹木医は詳細な調査を行いたい意向。「樹高は14メートルと低いが北見地方でこれほどの太い桜は見たことがなく、市の保存木に指定してもよいほど。来年のシンポジウム開催に華を添えてくれそうです」と話している。 (澄)
写真…推定樹齢120年以上の桜の古木(金刀比羅山さくら公園参道)