オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


北見話題・行事
掲載日=2008/01/21
見出し一覧に戻る

オホーツク地域自治研会合
北見の菓子店主が"道産小麦へのこだわり"熱く語る
 道産小麦と菓子づくりをテーマに、オホーツク地域自治研究所の会合が18日夜、北見市民会館で開かれた。北見市内でケーキハウス「ティンカー・ベル」を営む柏倉一敏さん(53)が道産小麦へのこだわりを講演。大学や消費者団体、農業関係者ら20人の参加者を交えて食料自給を考え、柏倉さんは「地元のものだけで作れる体制づくりを」と提言した。
「地元にあるならそれを使うべき」  

 平成元年に夫婦で菓子店を開業。当初は輸入の小麦粉も使っていたが、まもなく「地元に麦があるのなら、それを使うのが普通でないのかな」と思うようになったそう。当時のチホクコムギから現在のホクシン品種へと原材料の全量を道産に切り換えてから9年余り。くちづてに乳製品や蜂蜜、鶏卵など「地元のこだわった生産者と付き合えるのが喜びになっていった」という。 

 その頃、ライ小麦の粉を担いで店を訪れる、こだわり農家も現れた。同郷の北見市常呂町の男性で、国産を栽培しているのは今では1軒だけ。「その真っ直ぐな思い入れに、こんな農家もいるんだと感激してオリジナルクッキーが実現した」そう。

 小麦は製粉工程があるため、農家は出荷後の行方が分からない。柏倉さんは「はっきりと生産者が分かってこそ北海道の食を守れる」と食の自給ネットワークのメンバーに参加。「最近、地産地消がブームのようになっているのに危険性を感じる。地道でも地に足のついた取り組みを続けていきたい」と語った。(寒)

見出し一覧に戻る




掲載されている記事、写真の無断転載はご遠慮ください。
ご意見・ご要望がありましたらこちらまで
Copyright (c) Denshobato Co., Ltd. Allright reserved