IWCは鯨類資源の保存と有効利用などを目的に、世界81ヵ国が加盟し捕鯨に関する調査、研究を行っている。網走は捕鯨基地であることから、調査捕鯨を行っている釧路と持ち回りで報告会を開いている。漁業関係者ら約30人が出席した。
報告会では水産庁資源管理部国際課の職員が会議の内容を紹介。捕鯨国、反捕鯨国の関心事項を総合的に議論する「パッケージ合意案」を作成するための作業グループの設立などについて報告した。
報告会にはツチクジラを水揚げしている市内の捕鯨会社2社も参加。質疑応答では水産庁担当者らに、網走でのミンククジラの調査捕鯨実施を求める意見などを出した。
市内の捕鯨会社「下道水産」の下道吉一社長は「パッケージ合意案が今後、どのように影響するかわからないが、オホーツク海での捕鯨の再開を願っている」と話していた。(玲)
MEMO
【ツチクジラ】
体長12〜13メートル。IWCが定める規制外の小型鯨類として、網走では年間4頭を水揚げしている。