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社協に寄付続け市長から表彰状

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2018/08/10掲載(北見市/社会)

北見・男性(87)

友人の遺志を継ぎ17年
子どものころの恩返し、これからも
人・ひと・240度

北見市社会福祉協議会に毎月、5千円の寄付を続けている北見市の男性(87)が6日、辻直孝市長に表彰された。寄付を続けていた友人の遺志を継いで17年。寄付は8月で204回になった。「子どものころに周りの人から受けた恩」が男性を支えているという。

 男性の父は旅芸人の座長だった。父に会うことができたのはよくて年に1度。しかし、小学校4年生のとき、生活を支えていた父が糖尿病で他界した。

 曽祖父母の面倒を見ながら朝から晩まで働いていた母も病気になり、3年後、他界した。「今思えば肺をわずらっていたと思う」と男性。

 高等科1年(現・中1)で母と生活の糧を失った。「食べるものがないしお金もない。近所の人がくれたおにぎりを食べていました」。

 アルバイトのような仕事をして学校にも行かなくなった男性は、ある日、校長室に呼ばれた。校長は「一生懸命勉強するなら私が責任を持って高等科に通わせる」と言ってくれたという。

 男性は「大変だったあのころの恩を返すつもりで続けてきました」。友人の遺志を継ぐときも迷いはなかった。「金のかかることはいっさいやめて、月1万円の小遣いを半分にすればいい」とさらりと言う。   (粟)