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大衆心理の問題 (上)

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2018/10/12掲載(網走市/社会・本紙連載)

モラル・マナーは?
網走市、サケ釣りシーズン迎え

網走沖でのゴムボート(通称ミニボート)による釣りが問題化しつつある。先日は、漁船が行き交う港内にミニボートが入りそうになり、漁業関係者から速やかな退去を求められた。ミニボートの運転に資格は不要なことから、秋サケ釣りシーズンの到来に合わせ、網走沖でも目立つようになった。ただ、ミニボートに対する罰則規定などはなく、網走海保などの関係機関は対応に苦慮している。

ミニボート 免許不要、航行知識いらず
漁協や海保が事故防止に苦慮

帽子岩近くの沖に浮かぶミニボート

帽子岩近くの沖に浮かぶミニボート

ミニボート(2馬力未満=出力1.5キロワット未満=のエンジンを搭載した、全長3メートル未満のゴムボート)は、資格不要で操縦できるのが特徴だ。近年、釣り愛好家やアウトドアファンらを中心に人気が高まっている。

 網走沖では、秋サケ釣りシーズンの到来に合わせて目立ち始めた。記者がチェックしたときだけでも、帽子岩付近を行き交うミニボートは4艘いた。

 先日、網走漁協や市場、荷捌き場などが隣接する港に、2艘のミニボートが近づいてきた。このうちの1艘は港内ぎりぎりまで近づき、漁船との衝突事故を懸念した同漁協がスピーカーを通じてすぐに退去するよう求めた。

 網走海保によると、今季の網走沖でのミニボートによる事故は起きていない。ただ、「2馬力以下のエンジンだと強い風が吹くと岸に戻れなくなることもある」と指摘する。

 市内漁業関係者は、「操縦するための知識、航行する上でのルールを学んでいない人が乗船したミニボートが沖合にいるのは正直、かなり怖い」と話す。

 網走海保も「航行中の大きな船舶からミニボートは発見しにくい」とし、「全国的にミニボートの事故は起きています」と注意を呼びかける。

 ただ、ミニボートの航行などに対する罰則規定などは現存せず、海上での事故防止に向けては「ミニボート乗船者のモラルに頼るしかない」(網走海保)のが現状だ。

 大きな事故が起きる前に、ミニボートに関する法整備が求められている。   (大)