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連載 北見「野球王国復活か!」 (完)

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2018/11/09掲載(北見市/スポーツ・本紙連載)

中学硬式野球・北見リトルシニア球団

全道制覇
結成10年…念願の公式戦初優勝
絆深まり、3年生最後の大会で頂点

軟式に続き、硬式野球も全道制覇-。中学硬式野球の北見リトルシニア球団がリトルシニア北海道連盟の公式戦、第40回全道選手権兼第16回ゼット杯全道大会(8~9月)で初優勝を飾った。本格参戦から10年目。北見の野球関係者は「野球王国の復活には底辺拡大と底上げが欠かせない」と語り、若い世代の活躍を歓迎している。

 球団は2009年春シーズンから同連盟の全道大会に本格参加。13戦目の同年秋季新人戦で初勝利。12年の秋季新人戦準優勝がこれまでの最高成績だった。

 球団に所属する選手は地域に生徒数が少なく、練習もままならないような学校の球児達が多く集まる。そのほか「高校へ行ってどうせ硬式をやるなら、早いうちから」と入団する球児も少なくない。個々のモチベーションは高いが、チームとして息が合うようにまとまるには時間が掛かる。

 同全道選手権は中学3年生が参加できるシーズン最後の大会。

 北見はトーナメントの2回戦から登場し、石狩中央に10-0、3回戦は札幌栄に3-0、準々決勝の札幌豊平東は4-0といずれも完封で準決勝戦に進んだ。

 準決勝の相手は全国大会常連の余市チーム。北見は先発の投手(北見南中3年男子生徒)が投打にわたる活躍で逆転し、6回途中からリリーフした投手(北見北光中3年男子生徒)が反撃を断ち、7-6で接戦を制した。

 同じ日に行われた決勝は、ここまでエースとしてチームを引っ張ってきた投手(北見東相内中3年男子生徒)が先発。足腰の成長もあり、ストレートの速さが増した投手(北見東相内中3年男子生徒)だが、監督は危ないと思うや2イニング目から早くも投手(北見北光中3年男子生徒)にスイッチ。すると相手打線はカーブとスライダーにてこずり、投手(北見北光中3年男子生徒)が2回から6回までロングリリーフした。監督によると「スピードが上がっても、制球が定まらずボールが暴れたり、中学生が打ちやすい球速になる成長段階がある」と切り換えの理由。投手(北見東相内中3年男子生徒)は「さらにレベルアップしたい」、投手(北見北光中3年男子生徒)は「カーブとスライダーだけではなく、もっと変化球を増やしたい」とそれぞれ高みをめざしたい考え。

 最後の1イニングは投手(北見南中3年男子生徒)が気迫あふれるピッチングでピシャリ。5-4と準決勝に続き1点差ゲームを勝ち抜き、本物の強さの片りんを見せつけた。獅子奮迅の活躍をみせた投手(北見南中3年男子生徒)は「誰かが調子悪い時にカバーするのは当たり前」と語り、個の活躍よりもチームプレーで優勝できたことを喜んだ。

 今ならどことやっても負けない-と思わせる、チーム力による勝利。3投手を中心に、個々の球児達が連携し、チームの絆が3年生の最後の大会で深まった瞬間だった。<完>  (寒)

 

活躍した3投手

活躍した3投手