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卒業 旅立ちの春

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2019/03/07掲載(北見市/教育・本誌連載)

地元、道内、道外…
それぞれの高校へ「甲子園で対戦しよう」

昨年、結成10年目で初めて全道制覇を成し遂げた硬式野球・北見リトルシニア球団の中学3年生投手3人は卒業後、別々の高校に進む。まったく違った個性が3年目でまとまり、全道の頂点に立った。進路はそれぞれ地元、道内、道外。「甲子園で対戦しよう」という合言葉を胸に、異なる道へと歩み出す。

北見リトルシニア球団 中学3年生投手3人
違った個性が3年目でまとまり全道の頂点に
三本の矢はそれぞれの道へ

個々の能力やモチベーションが高くても、チームとしてまとまるのは時間が掛かる。昨年のリトルシニア北海道連盟全道選手権は、3投手の持ち味が「三本の矢」の如くまとまり、そんな地方球団に道央圏の強豪チームも歯が立たなかった。

 進路について、北見北光中3年投手は「いろいろ迷ったけれど、地元の高校に進みたい」。そして「地元北見から甲子園をめざす」と決めた心はもうぶれない。

 肘を痛め、1年生の冬に手術を経験。そんなこともあって地元を選んだ。「悔しいこともあったけれど、それも良い経験。今後に生かせる」と前を向く。キレのあるカーブとスライダーは準決勝・決勝に進んできた強豪チームの強打者も手こずらせた。ただ「それだけでは打ち取れない。もっと変化球の種類を増やし精度も高めたい」。

 北見南中3年投手は釧路市にある武修館高校に進む。オープンキャンパスに参加した際の「部員が自分達で考えて練習している姿がすごく印象的だった」。同校の監督からも「投球のスピードや変化球、バッティングの打球の伸びを評価してもらった」という。球団の四番を任され、投手と打者の2刀流も可能と思わせるが高校では「投手でいきます」ときっぱり。大物感を漂わせる個性派だが、全道選手権ではチームプレーに徹する強いメンタルの持ち主。「北見リトルシニアで成長できた」

 北見東相内中3年投手は福島県の聖光学院を選んだ。

 エースナンバーを着けた中3の昨シーズンはユニフォームの太ももがピチピチだったのが印象深い。人知れず自主トレに励んでいると思わせた。この1年間で体重は10キロ、身長も10センチ近く伸びたそう。冬の間もウェートトレーニングに励み、卒団後も北見球団の練習会場に通う。3月23日の「入寮後すぐに動けるように」と引き締まった表情だ。「低めの速球に磨きを掛けたい」と、高校に入っても進化を止めない。

 中学3年間で、まとまることの強さを学んだ三本の矢がこの春、解き放たれ、今度は個の力でそれぞれの的をめざす。   (寒)