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2019/06/21掲載(北見市/本紙連載)

北見彫刻・彫像MAPについて

北見に転入して初めて市民会館での催しに参加した時のことだった。館の左手に母子の裸像があった。台座には「北風よ 友よ 健やかに なおも豊けく」と碑文が刻まれていた。吹きつける北風に向かい、しっかと大地に足を踏みしめ、わが子を守る気負い立つ凛々しい母親の像には言い知れぬ感銘を受けた。以後、市民会館に来る度にこの具象彫像にまみえ粛然たる思いに駆られるのだった。

 今回、NPO法人オホーツク文化協会から北見ブックレット第13号として「北見の彫刻・彫像MAP」が発刊された。北見や端野・留辺蘂・常呂に存在する彫刻や彫像が写真と場所を示す地図で紹介されている。

 その中に、市民会館前の母子像は「北風賛歌」と題され坂坦道が制作したものだと説明されていた。坂はさっぽろ羊ヶ丘展望台の「大志を抱け」と右手を力強く掲げたクラーク像の作家で、北見市が人口10万人に達成した記念に市の依頼で建立されたものだというのだ。私は改めて蒙を啓かれる思いだった。かくのごとくMAPには44点の彫刻や彫像のそれぞれの作者・テーマ・設立の由来や北海道美術史にその名をとどめる著名なアーティストの傑作もあり、今まで何気なく眺めていた数々の立体表現をこうして一覧できるMAPを仕上げてくれた文化協会美術部会の皆さんのご苦労に感謝したい。

 秋にはこのMAPをもとに北見の彫刻や彫像巡りのバスツアーも予定されていると報じられている。私もこの機会にぜひ参加させていただき、一つひとつの作品を皆さんとともに鑑賞したいと今から楽しみだ。(北見市、八十路のオレ)