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北見で絵画個展「紫」の2つの顔

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2019/10/11掲載(北見市/文化)

斜里町立知床ウトロ学校の校長 小野寺哲浩さん

洋と和で表現
心象画など意欲作発表

 NHK北見放送局ぎゃらりー(北見市北斗町)で絵画個展「紫の永優」(9~15日)を開く、小野寺哲浩さん(53)。紫色が好きで、紫の可能性を独特の感性で追求した意欲作18点を発表している。心象風景を描いた洋画に加え、最近は書の心にも通じる和の表現に新境地を開く。

 現在、斜里町立知床ウトロ学校の校長を務める小野寺さん。絵画創作は50歳を過ぎて本格的に始めた。

 北見仁頃中、興部沙留中、北見高栄中のほか香港の日本人学校にも教員として勤務し、前任地は北見常呂錦水小の校長。単身赴任する教員住宅で帰宅後の時間に絵を描き始めた。「校長は24時間、学校のことを考えている。絵を描く時間は、描くことだけに没頭できた」

 2年ほど前、最初に描いた60号(約90㌢×130㌢)の大きさの絵は40分で描き上げた。キャンバスにアクリル絵の具をチューブごと殴り描きし、ペイントナイフで伸ばした。紫に白が交じり、即興の勢いと新鮮さが今も清々しく感じられる。「何もかも忘れて描くことができました」

 もう一つのテーマと考えている、文字と絵のコラボ創作に最近、取り組み始めた。

 今展では「舞」という字を表現した80号の大作を会場の真正面に配した。書道の創作書にも通じつつ、どこにもないような文字絵が訪れた人の目を引く。

紫と白が跳ね合って今にも踊り出しそうだ。

 光輝いたり、静けさに吸い込まれそうな紫色の味わいに魅了される小野寺さん。「色を塗り重ねていると紫色が明るく輝いたり、深く沈む瞬間があります。調和の極限に挑んでいく過程を楽しみ、今後も制作を重ねていきたい」と話している。(寒)