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不足するマスク…本当に必要な人は?

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2020/03/05掲載(網走市/社会)

WHO「健康な人は感染疑いのある人の世話をする場合のみ」

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国内においてマスクの入手が困難な状況が続いている。網走市も同様で、市内ドラッグストアは店頭に「本日、入荷の予定はございません」などと書いたポスターを掲示するなど、対応に苦慮している。こうした混乱に巻き込まれる市民には、「マスクが必要な人は誰なのか」との疑問も生じるはず。WHO(世界保健機関)や首相官邸HPなどの関連情報をまとめてみた。

感染予防より拡大予防のために

・マスクせずに怒られ

 「ちょっと落ち込んでいます」-。市内の企業などを顧客に持つルートセールスマンは先日、訪問先で「なぜマスクを着用しないのか」と注意を受けたという。この時のセールスマンの健康状態は「咳・くしゃみはなく、風邪は引いていませんでした」(本人)

 網走においてのこうした状況を相次いで目にし、耳にした本紙記者は「マスクが必要な人は誰なのか?」という疑問について調べることにした。ただ、記者は網走在住で東京や海外に即座に出張取材できる状況にないため、ウェブサイトを中心に調べてみた。

・世界保健機関の見解

 3月3日の朝、記者はグーグルからWHOの公式HPをチェックした。日本語訳にもできるので、市民も簡単に読むことができる(写真)。

 マスクの着用については「健康であれば、(コロナウイルスの)感染の疑いがある人の世話をしている場合のみマスクを着用する必要があります」としていた。

・“拡大”を予防

 首相官邸のHPは「現在、予防用にマスクを買われている方が多いですが、感染症の拡大の効果的な予防には、風邪や感染症の疑いがある人たちに使ってもらうことが何より重要です」と呼びかける。

 次は、マスクの製造状況や流通情報も扱っている経済産業省のHPだ。

 「予防のためにマスクを着用すべきですか?」との問いに対して「混み合った場、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる予防効果があまり認められていません」と答えている。

・必要な人は

 網走市内のある教育関係者の話だ。

 「教育者として子どもたちの健康を守りたいと切に願っている。先生のマスクの着用は必須だ。ただ、(運営する施設での)マスクの在庫が少なくなってきており、入手も困難な状況。不安だけが募ります」

 ……………………

 WHOなどのHP情報をまとめると、マスクが有効なのは「感染の予防」よりも、「感染の拡大予防」だ。マスクが本当に必要な人は誰か-。市民には、冷静な判断が求められている。   (大)