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網走市の新庁舎建設 (1)

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2020/07/31掲載(網走市/政治)

議論大詰め

 網走市役所の新庁舎建設議論は、9月の市議会定例会で大きな節目を迎えそうだ。水谷洋一市長は9月の定例市議会に、新庁舎の位置を決める条例制定案を提案する予定で、16人いる市議のうちの3分の2以上の賛成を得られれば可決し、建設準備をさらに進められるためだ。ただ、市議の一部は、水谷市長が新たに示した民有地の取得方針などに違和感を抱いている。9月議会が迫る中、市議会各会派の現時点での“考え”を記者なりに整理してみた。      (大)

9月市議会で位置決定か 大きな節目に
4会派と無所属議員それぞれの考え
半世紀に一度の大型事業、行方は

現在の庁舎

現在の庁舎

■答申

 水谷市長は新庁舎の建設地を、南4条通り沿いの旧金市舘ビル跡地周辺に絞り込んだ。6月、自身の諮問機関である新庁舎建設基本構想策定委員会は、建設地を同ビル跡地周辺とした上で、建設場所の市有地に隣接する民有地の積極取得を促す答申書を水谷市長に提出した。

 市によると、2020年度中に実施設計に着手できれば、国からの財政支援(10億円前後)が受けられる見込みだ。

■11人以上

 新庁舎の位置を定める条例制定には、網走市議16人のうち11人以上の賛成が必要だ。つまり、6人反対すれば、旧金市舘ビル跡地周辺への新庁舎建設議論はリセットとなる公算が高まるわけだ。

■会派の考えは?

 網走市議会は4つの会派のほか、会派無所属の議員2人で構成される。各会派と無所属の市議は現時点で、新庁舎建設にどのような考えを持っているのだろうか?

 記者は、各会派でまとめた見解資料、市民に配布したチラシ、そして7月15日に開催された市議会の新庁舎建設特別委員会での市議の発言などを基に整理してみた(※見解資料やチラシの内容詳細は次回以降に紹介)。

 まずは、最大会派の「志誠会」。水谷市長に近いとされる保守系会派で、新庁舎建設については「粛々と進めていく必要がある」「候補地については『金市舘跡』と主張している」との考えだ(会派の見解をまとめた資料より)。

 次は会派「民主市民ネット」(4人)。先日、独自に作成し市民に配布したチラシによると、現状は「5つの課題」があると指摘し、その課題に伴った疑問点や論点の解消を水谷市長に求めている。

 会派「日本共産党議員団」(2人)は、旧金市舘ビル跡地への建設を明確に反対する。会派の見解をまとめた資料などでは、代替え案も示している。

 会派「公明クラブ」(2人)の永本浩子市議は7月の特別委員会で「(建設予定地は)狭いけれど、ラルズ(旧金市舘ビル)跡地(周辺)かな」と述べた。

 無所属の栗田政男市議は電話取材に対し「旧金市舘ビル跡地に新庁舎を建設するにあたって、またその後のまちづくりビジョンが見えない」と答えてくれた。

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 半世紀に一度の大型事業とされる新庁舎建設。今年は、これまでの建設議論に「新型コロナ危機」が加わった。9月議会の行方が注目される。