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管内では珍しい蛾「ホウジャク」現る

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2020/11/07掲載(美幌町/話題)

「こんな生き物がいるのかと驚き」

 美幌町新町の男性(70)が自宅庭で「ホウジャク」と思われる管内では珍しい蛾(ガ)を撮影した。花の前でホバリングして静止し、長い口で蜜(みつ)を吸う姿が「とてもユニークで、こんな生き物がいるのかと驚きました」と話す。

 撮影したのは9月29日と10月28日の2回。いずれも暖かな日差しが感じられる日で、花を植えたプランターで吸蜜行動を取っていたそう。海外生活が長かった男性は「日本にもハチドリがいるのかな?」と疑問に感じて目を凝らすと、虫だと分かり、急いでカメラを用意し、写真に収めた。

 北網圏北見文化センター学芸員の柳谷卓彦さんによると、管内でホウジャクの仲間は「ホウジャク」「ホシホウジャク」「クロホウジャク」「クロスキバホウジャク」の4種類が確認されている。最後の撮影が10月末だったことから「晩秋まで見られるホウジャクではないか」と言う。

 ホウジャクはスズメガ科。体長4㌢余りで、長い口を伸ばして花の蜜を吸う。幼虫はオオバナノヤエムグラやカワラマツバ、アカネなどの葉を食べる。管内ではホウジャク類の記録が少なく、推測の域を出ないとしながらも「南風にのって北上してきたか、近くに食草があり、一時的に発生した遇産種では」と柳谷さん。

 秋になると吸蜜植物を求め、山地から人里へと移動するため観察機会は増えるというが「ホウジャクの存在自体を知る人も少なく、非常に速く飛ぶため、観察も難しい。珍しい虫だと思います」と話している。 (理)