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置戸町で照査法セミナー

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2020/11/20掲載(置戸町/社会)

持続可能な天然林施業に向けて

 置戸町の道有林で65年にわたり行われている照査法試験について、オホーツク総合振興局東部森林室など主催の「照査法セミナー」が12、13日、同町で開かれた。持続的な木材の生産と森林資源の維持をめざし、地道な調査と伐採作業が続けられており、森林行政、林業に関わる関係者が熱心に耳を傾けた。

町の道有林で調査65年

照査法試験林を現地見学する森林関係者達(置戸町の道有林で)

照査法試験林を現地見学する森林関係者達(置戸町の道有林で)

 恒続的に最高の生産力を発揮する森林に導くことを目的に1955(昭和30)年、置戸町の道有林で照査法による試験が始まった。道内ではほかに道北の音威子府村で同様の試験が行われているが、まだ50年ほどだ。

 12日、町中央公民館でのセミナーでは東部森林室の技師が照査法試験林の取り組みを紹介。部分的に伐採しても、全体の樹木の蓄積(体積)量が変わらないかもしくは増えるよう施業する照査法の有効性を説明した。

 ただ、近年は枯損樹木が増えており「今後は伐採量=成長量を維持し、恒続的な木材生産が可能となる理想の蓄積を検討することが大事だ」と述べた。

 翌日は試験林の現地に入り、8年おきに調査・伐採している施業区域とほぼ手つかずの無施業区域の違いなどについて担当者が説明。

東部森林室の室長は「置戸町での調査の経験を基に、天然林の有効活用が広がっていけば」と今後へ向けての意欲を語った。(寒)

 ◆照査法…天然林の環境保全と林業との両立をめざし、道内で初めて置戸町の道有林に導入された。8区画に分け8年に1回、必要量を伐採することで生産性を調査している。