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コロナ禍の網走㊥

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2021/05/13掲載(網走市/社会)

クラスターと学校閉鎖

 網走初の新型コロナの集団感染(クラスター)、そして西小学校児童と桂陽高校生徒の感染。4月23日からの1週間、網走市民の大半は緊張した日々を過ごしたはずだ。この期間、網走市役所は2回、記者会見を開いたが、水谷洋一市長はいずれも出席しなかった。「なぜ?」と感じた市民は少なくない。調べてみた。          (大)

市長不在の記者会見
その時間は動画を撮影
調べてみました

4月23日に配信された水谷市長の動画(YouTubeより)

4月23日に配信された水谷市長の動画(YouTubeより)

■姿を見せず

 4月23日午後6時半、市は市内飲食店でクラスターが発生したことを記者会見で公表した。同26日午後6時半からの記者会見では、西小児童と桂陽高校生徒が感染したことを発表した。

 記者会見場はいずれも役所本庁舎1階の一室。水谷市長が姿を現すことは一度もなく、記者からの質問に応対したのは部長職の市職員だった。

■水谷市長の考え

 本紙は4月26日、水谷市長に質問書を提出。同28日に回答書を受け取った。内容は次の通りだ。

 本紙「なぜ、記者会見に出席しないのか?」

 水谷市長「4月23、26日の記者説明会は、北海道から市に提供された情報を、報道・メディア各社へお伝えするために開催したものであるから、関係部長による対応としたところです」

 本紙「記者会見を通じて“市長の生の声”で市民に感染防止策の徹底を呼びかけるほか、市民の不安を和らげるお考えはないのか?」

 市長「市内で初の集団感染事例の発生を受け、感染防止策の徹底を図るため、改めて市民の皆様へ動画でのメッセージを発信したところです」

■動画配信

 事実、水谷市長は1回目の記者会見が開催された日(4月23日)の午後7時43分に、市民に呼びかける動画を共有サイトYouTubeに配信している(閲覧回数は5月5日午後2時現在で702回)。

 この動画は、役所本庁舎2階の市長室で撮影された。本紙取材では、動画撮影の準備は同日午後7時前から始まった。つまり、水谷市長は記者会見には出席しなかったが、記者会見の最中に、同じ建物の2階で動画用の撮影に臨んでいたことになる。

■夜のパトロール

 網走初のクラスターが公表された4月23日の夜、水谷市長は記者会見と動画撮影・配信の終了後、オホーツク総合振興局の橋本智史局長と2人で、市内飲食店(6店)を訪れて来店者らに感染防止を呼びかけた。

 今回、水谷市長が一度も記者会見に出席しなかったことについて、市の幹部職員は「4月23日の夜、市長はクラスター発生後の対応や動画撮影、飲食店の巡回など予定がびっしり入っていたため、記者会見に出席できなかったのでは」と解説してくれた。