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網走市2例目クラスター ㊤

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2021/07/09掲載(網走市/社会)

独自調査なぜ拒む

 網走市の日体大附属高等支援学校で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が確認された。水谷洋一市長が7月4日の記者会見で明らかにした。この会見に出席した記者からは、道の発表情報の説明を繰り返す市側の対応や感染拡大を防ぐための初動体制を疑問視する質問が相次いだ。市内では2例目となったクラスターに対して、市はどのような策を講じたのか?-。記者会見の内容を軸に振り返ってみる。=2回連載=       (大)

記者会見に市長出席も
道の情報なぞるだけ

7月4日の記者会見

7月4日の記者会見

■2例目のクラスター

 7月4日の記者会見で水谷市長は道の情報を元に、同校の生徒10人と職員2人が新型コロナウイルスに感染し、クラスターが確認されたと発表した。翌日、同校は新たに生徒1人が感染し、同校の感染者は計13人となったことを公表した。

 市によると、同校生徒の感染を踏まえ、同校からの要請を受けて防護服や手袋などを支給。また、同校の建つ大曲地区のコンビニやコミセン、カー用品店、理髪店、郵便局など8カ所の関係者らの希望に応じ、無料で抗原検査を実施した。

 市内では今年4月、飲食店でクラスターが発生(計10人が感染)。同校は2例目となり、学校では初のクラスターとなった。

■市長が出席する意味

 7月4日の記者会見には、水谷市長のほか市の幹部職員らが出席。会見冒頭で水谷市長は市民に対して、感染した生徒や家族らへの差別や偏見、誹謗中傷のない冷静な対応を求めた。

 このあと、担当職員が道からの情報を説明。記者からの質問には、主に担当職員が対応し、道の発表内容に沿う形で説明していった。

 記者からは道の情報以外についての質問も寄せられたが、大半の質問に対して担当職員は「わからない」「把握していない」と応じた。

 こうしたやりとりを経て、記者の1人が「学校に対して(市は関連情報を)独自に聞いていないのか」「(道の情報だけを頼るのではなく)市としてなぜ把握しないのか」などと詰め寄った。

 この記者の質問に、市の担当職員は「われわれに調査権はない」「感染者が拡大している中でわれわれがそこ(学校)に行って話を聞くのは難しい」などと時折、語気を強めて答えた。

 記者は「(道の発表情報を説明するだけなら、記者会見に)わざわざ市長がいらっしゃる必要はないのでは。市は何もしないのか」と質問を重ねた。

 -・-・-・-

 この記者と担当職員のやりとりは5分間ほど続いた。この間、水谷市長はこの記者の質問には一切答えなかった。

 次回は本紙記者による会見での質問を中心に、なぜに水谷市長は市独自の調査を拒むのかを紹介する。

伝書鳩YouTube動画はこちら
https://youtu.be/rQl0bBWgBCo