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給食に異物が混入

2021-09-16 掲載

(網走市/社会)

網走市教委、議会で報告

 網走市内の中学校給食に異物が混入していたことについて、同市教委は問題発生から1週間後の網走市議会・文教民生委員会で報告した。報道機関を通じて公表しなかった理由については、「健康被害がなかったことから報告しなかった」と答弁した。

熱消毒する機械のS字フック
中学1クラス、非常食を提供

 網走市議会の同委員会に提出された資料によると、9月3日正午過ぎ、網走市立第一中学校(全7クラス)の1年B組での給食配膳中、生徒がごまだれ焼肉の食缶に異物が混入しているのを発見。同市教委の調査で、異物は給食を調理した桂ケ岡調理場の消毒保管庫にあった食缶などを熱消毒する機械のS字フックだったことが判明した。

 同市教委は混入したS字フックは衛生上問題なく、同クラスの食缶のみに入っていたと判断。伴って、同校の同クラス以外は給食を再開した一方、同クラスはごまだれ焼肉は喫食せず、代替として非常食のレトルトカレーライスを提供した。

 網走市議会の同委員会で市議の1人は、異物混入について報道機関を通じて公表しなかった理由について質問。同市教委は「健康被害がなかったことで報告しなかった」と答弁し、今年4月から8月末までに学校給食への異物混入は4件あったことを明らかにした。

 同委員会ではこのほか、桂ケ岡調理場から給食が運ばれた網走小学校の対応についても質問が寄せられた。同市教委からは、中学校と小学校の調理する釜が異なることなどから給食停止の措置は講じなかったことが説明された。

 同市教委の岩永雅浩 教育長は「小さな失敗は大きな事故を起こしかねない。今回の件を機に調理現場の状況を理解し、自然災害と同様に『想像』『想定』をした準備を心がけたい」との考えを示した。(大)

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