北見神社で14、15日、今年1年の北見市の繁栄と市民の幸福などを祈る春季例祭があった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、神事の参列は祭典役員らに限定されたが、市内の小学生4人が巫女となり「豊栄舞」(とよさかまい)を奉納し、五穀豊穣を願った。
巫女役を務めたのは村井花帆さん(東小6年)・佑衣さん(同4年)姉妹と、尾花柚陽(ゆうひ)さん(北小4年)、太田麗文(れもん)さん(同)の4人。厳かな雰囲気の中、そろいの衣装やかんざしを身に着け、息の合った舞を披露した。
この日、初めて舞を奉納した花帆さんは「4人で動きをそろえるのが難しかったです。緊張しましたが、いい経験になりました」と話していた。
また春祭りに合わせて11、12の2日間、神社駐車場に縦20㍍、横10㍍の巨大迷路が設けられた。子ども達に楽しい思い出をつくってもらおうと祭典委員会が企画し、延べ650人ほどが来場。北見青年会議所とオホーツク北見学生連合の協力で会場には射的やスーパーボールすくいなどのミニ縁日コーナーが設けられ、子ども達が久しぶりの祭り気分を楽しんでいた。 (理)