北見市内のSL広場(栄町5)と三治公園(南仲町1)で22日、屋外展示されている蒸気機関車の保護シートが外された。
市文化財課は、かつて市内で使われていた鉄道車両の一部を保存・展示している。SL広場には、蒸気機関車「D51」「C58」とディーゼル貨車移動機「DB12」の計3台、三治公園には蒸気機関車「D50」1台がある。
この日は市シルバー人材センターの会員と市職員の計13人が作業。冬の間、車両を風雪から守るために覆われていたシートが外され、6カ月ぶりに迫力ある車体が姿を現した。
同課は「在りし日のSLの姿に親しんでもらえる貴重な資料。足を運んでもらえれば」と話している。 (理)