伝書鳩アーカイブズ

※各テーマの記事は最新のニュースから順に掲載しています。

テーマ:北見市

北見市 農業人口が大幅減

2023-02-28

社会

15年間で高齢化も進行

 北見市がまとめた第4次農業振興計画案(2023〜27年度)は「北見市農業の現状」で近年の市内農業の現状をデータで示している。2005年以降、農業経営体(※)数、農業従事者数ともに大きく減少し、担い手不足が深刻化。一方、1経営体あたりの経営面積は増加傾向を示しており、市は新年度予算案にスマート農業推進の事業を盛り込むなど農業の効率化を後押しする。

担い手確保が喫緊の課題に

 2005年には1187だった経営体数は、20年には768と15年間で35%減少。この間、年平均で28の経営体が減少した。農業従事者数は2888人から1636人へと43%減少。高齢化も進み、65歳以上の割合は28・4%から35・5%に増加した。

 市農政課によると、農業従事者の高齢化が進む中、新規就農者や後継者などの担い手が不足。基幹産業を支える人材の減少に歯止めがかからない状況だ。

 市内の経営面積は15年間で2万2057㌶から2万671㌶へ6・3%減少。経営体数や従事者数ほどの減少は見られないが、売買や賃貸借による農地の集積が進み、1経営体あたりの経営面積規模は増加。それに伴い農業機械の大型化や高性能化が進んでいる。農業産出額はほぼ横ばいで推移しているが、農地の集積により販売金額3千万円以上の経営体の割合が増加した。

 農産物の作付動向は、水稲(もち米)が1146㌶から635㌶へと45%減少する一方、玉ねぎは2989㌶から3637㌶へと22%増加。同課によると労力の大きいもち米栽培からより高収益につながる玉ねぎ栽培への移行が進んだと見られる。麦類は横ばい、馬鈴薯とてん菜は減少傾向。

 乳用牛の経営体数は117から74に減少。飼養頭数も8513頭から6794頭へ減少したが、1経営体当たりの飼養頭数は72・8頭から91・8頭に増加した。

※個人や農業生産法人など農業を営む経営主体        (柏)


北見市2023年度予算案発表

2023-02-27

政治

一般会計746億円

 北見市は2023年度の予算案を発表した。一般会計は746億6千万円で前年度当初比2・0%増加。歳入ではふるさと納税の納税額は過去最高額の28億円を見込み、歳出は端野図書館の建替えや若葉団地再整備に向けた準備に着手。このほか防災や医療、教育などの分野で新規事業を盛り込んでいる。

前年度当初比2%の微増

 特別会計(国民健康保険、介護保険事業など)は275億8700万円、企業会計(上下水道事業)は152億4100万円で、全会計の予算総額は1174億8800万円、同比0・8%増とほぼ横ばい。

新たな備蓄倉庫整備、30代向けの健診事業、端野図書館改築などの事業費を計上

 都市再生関連事業は、官民協同で進める中央大通沿道地区の再開発を残すのみとなり、新年度は若葉団地建替えや端野図書館改築、野付牛公園再整備に向けた準備が本格化。また、2050年に二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」に向けた動きが始まり、医療や福祉、教育分野での新規事業が予定されている。

 歳入のうち、市税は146億8200万円を計上し、同比5億1890万円(3・7%)の増加。ふるさと納税は同比8億円の増加を見込み28億円とした。

 歳出の投資的経費は75億7500万円で、高栄団地建替などの大型事業が一段落することなどから同比12・1%減少。物件費は燃料費や光熱水費の高騰などで14・0%増加し、人件費はほぼ横ばい。

 新規事業のうち、防災備蓄庫整備事業費は北見市泉町に大型の備蓄倉庫を新設するもので、26年度の使用開始を目指す。23年度は基本・実施設計費1620万円を計上した。

 若年層健康診査事業費は、国保に加入する30代の市民に健康診査費用の一部を負担。対象者は自己負担500円で健診を受けられる。

 このほか再生可能エネルギーへの転換を図るGX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みとして端野総合支所や市民温水プールなど公共施設照明のLED化事業を計上した。


奥深い心理戦…「囲碁」の世界

2023-02-24

文化

黒白361石の対話

 囲碁は19×19の路線の碁盤に白と黒の碁石だけを使い、お互いに石で囲った陣地の大小を競い合うゲーム。囲碁未経験者が対戦を見ていて、対戦者が難しい表情になった。なぜその位値の石が厳しいのかルールが分からず理由も不明。碁を打つ人を見て、競技者はきっと頭が良さそうと尊敬の念まで抱く人もいる反面、趣味としては難しそうだと敬遠されがちです。囲碁のルールや醍醐味を知ってしまえば楽しい時間が始まります。

囲碁会館や碁会所でルール覚えて読み合いの醍醐味を楽しもう

 囲碁は手談と言われ、相手が置いた碁石の位値から(対戦中に話し合うことは無いが)そこに自陣を作りたいんだねと読む(推測する)。

 ならば、自分の石はここに置いて貴方の計画を阻みつつ自陣囲いが有利になるよう打ちますなどと、碁盤上で会話するかのように相手の考えを読み合うのが醍醐味です。

 ゆえに、最初から大きな自陣を目指す人、小さな自陣で合わせ技から勝利を目指す人など、相手の戦法や性格も分かると言われます。

 勝敗は、お互いが自陣になると囲った場所に自陣の石で埋めてみて何目(碁石数)多いから勝ちと判定します。

 勝ち負けが5目負けた、7目勝ったなどと、相手を射止める表現でないのも特徴です。

 でもプロ棋士は、地位と名誉、賞金を掛け僅差の争いを演じます。

 対戦する年齢や性別も関係なく、友達同志、兄弟姉妹、親子、お爺ちゃんお婆ちゃんと孫の対戦や教え合う姿を想像すると実に微笑ましくも感じます。

 囲碁を通して多くの仲間や会話も増え、家族の絆も深まります。

 考える他のゲーム同様、囲碁は一生を通じ学び上達する競技です。

 三歩先、五歩先を読む訓練は仕事にも生き、認知症予防にも有効と言われています。

 ルールを知るのは大変かつ面倒かも知れませんが覚えた努力はきっと報われるでしょう。

 囲碁会館や碁会所は、この大変魅力的な競技を初心者〜上級者まで親身に教えてくれます。


幸福の木2本同時咲き

2023-02-24

話題

北見の女性育て

花だより

 北見市内の女性が育てている幸福の木(ドラセナ)の2本の花芽から同時に花が咲いた。女性は「42年育てていますが、2本一緒に咲くのは初めて。幸福の木の幸せで世界が平和になればいいですね」と笑顔をみせる。

 知人から譲り受けたという幸福の木。いつのころからか1本の木が二又に分かれて成長し、これまでにも花は咲いていたが、複数同時に咲くことはなかったそう。

 今年1月末にそれぞれの枝から花芽が伸びつぼみをつけはじめ、2月に入ってから花を咲かせた。昨年は最愛の姉と愛猫を亡くすという悲しい出来事が続き、落ち込み、苦しい毎日が続いていたが「まるで2人が元気を出すようにと慰めてくれているよう。少し気持ちが軽くなった気がします」と話している。


2022年管内新設法人数

2023-02-24

社会

年間122社で前年比15社減

トップはサービス業で、福祉障害関連の伸びが後押し
管内3市は網走市が増加

 東亜リサーチは2022年の管内新設法人数を独自に集計した。1?12月の年間新設法人数は122社で前年比15社減少した。

 近年の新設数は18年が124社、19年が107社、20年が100社、21年が137社。この間はコロナ禍の影響もあり年により大きく変動したが、22年はコロナ禍以前の水準にもどった。

 昨年の新設数を業種別に見ると、サービス業が27社で最も多く、前年に比べ10社増加。このうち前年1社だった福祉障害事業が7社に増えたことが、サービス業の新設数を押し上げた。次いで1次産業(農業・漁業・林業)と卸・小売業が各14社、飲食・ホテル業と建設業が各13社など。

 市町村別では、トップの北見市が59社(前年60社)で全体の半数を占めた。次いで網走市16社(同9社)、紋別市12社(18社)、3市合わせて87社となり、管内全体の7割。町村部は合わせて35社(同50社)にとどまり、前年から大きく減少した。(柏)


北見中央LC旗ミニバス大会

2023-02-24

スポーツ

5年生以下の新人大会と6年生大会で熱戦

 北見中央ライオンズクラブ旗争奪北見地区冬季交歓ミニバスケットボール大会が19日まで、北見市内の会場で開かれ子ども達が熱戦を繰り広げた。

 5年生以下の新人大会と6年生大会を実施。新人大会は男子18チーム、女子15チーム、6年生大会は男子9チーム、女子8チームが出場した。

 大会は11日に開幕し、最終日の19日は各部の上位が対戦。選手達は日頃の練習の成果を発揮して勝利を目指していた。上位成績は次の通り。

【新人大会】

 ▽男子①西地区②美幌
 ▽女子①美幌②斜里

【6年生大会】

 ▽男子①小泉・端野②紋別
 ▽女子①美幌②置戸(柏)


看護師資格取得目指す社会人に朗報

2023-02-24

社会

北見医師会看護専門学校が「教育訓練給付金」の対象教育訓練施設に

令和5年4月1日から8年3月31日まで

 北見医師会看護専門学校は令和5年度(2023年度)から、社会人経験者を対象に教育訓練給付金が支給される「専門実践教育訓練講座」(厚生労働省指定)の教育訓練施設となった。現在、令和5年度の社会人入学希望者を募集している。

 対象は、企業などの在職者(雇用保険の被保険者)または離職者で、一定の条件を満たせば同校の入学金や授業料の一部が返還不要の給付金として支給される。

 同校は昼間通学制で、3年間で看護師国家試験の受験資格を取得できる。同訓練講座の受講者は、一般の学生と同じカリキュラムで学びながら国家試験合格を目指す。

 受講者は入学金、授業料など「教育訓練経費」の50%(年間上限40万円)が3年間支給されるほか「45歳未満」「失業状態」などの条件を満たすと基本手当日額(離職前の賃金を基に算出した1日当たりの支給額)の80%が2カ月ごとに支給される。このほか卒業後の追加支給も受けられるなどメリットが大きい。

 同校は「看護師を目指す社会人にとって資格取得を目指しやすい環境が整います」と話している。

 問い合わせは同専門学校(0157-26-0393)へ。


NPO法人こばと4事業所の作品展

2023-02-22

文化

北見・まちきた大通ビルで26日まで

 北見で放課後等デイサービスなどを運営するNPO法人「こばと」による作品展が、北見市内のまちきた大通ビルコミュニティプラザ「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。同法人の4事業所を利用する、子どもから大人まで約60人の工作や手芸などを展示している。26日まで。

 今年度から各事業所で3カ月に一つ制作しているという共同制作では、人気キャラクターやひまわりの花、春の川といった貼り絵の大作がずらり。

 ひなまつり、ハロウィーン、クリスマスなど四季に合わせた工作をはじめ、子ども達が地域を散歩しながら作ったという「ウォーキングマップ」やCDと風船で作ったホバークラフト、玉ねぎ染め、アロマキャンドルといった作品と活動内容も紹介している。

 また、来場者プレゼントとして、手作りキャンドルやシールなどを用意している。(菊)


小学生のアイデアいっぱいの作品展

2023-02-22

文化

オホーツク児童木工作品コンクール

 第38回オホーツク児童木工作品コンクールの作品展が、北見市泉町のオホーツク木のプラザで開かれている。子ども達の想像力とアイデアが詰まった力作271点が展示されている。26日まで。

 木工制作を通じて、物を作る楽しさや創造性をはぐくむことを目的に、オホーツク森林産業振興協会が主催し、毎年開催している。

 今年は、管内22の小学校から275人(団体含む)が出品。どんぐりや松かさ、さまざまな木の枝といった自然の素材を使い、ストーリーを感じさせる風景を立体的に作り上げた置戸小学校6年の作品「未来行きの汽車」が大賞に選ばれた。このほか、椅子、ランプシェード、おもちゃなど、木のぬくもりが感じられる楽しい作品が並んでいる。


トルコ・シリアで発生の大地震 北見市内でも支援の輪

2023-02-22

社会

北見西ロータリークラブ、生活協同組合コープさっぽろ北見地区本部が募金活動

早期復興願い「少しでもお役に立てたら」

 トルコ南部で起きた大地震の被災者を支援しよう—と北見市内でも募金活動が行われている。

 北見西ロータリークラブは16日に開いた例会の中で、約60人の会員が募金を行った。窪之内覚会長は「少しでもお役に立てたら。一日も早い復興を祈っています」と募金した(写真右)。

 生活協同組合コープさっぽろ北見地区本部は17日、コープさっぽろきよみ店で緊急募金を行った。呼び掛けに応じ、来店客が善意を募金箱に入れていた(同左)。

 それぞれ上部組織を通じて、被災地支援に役立てられる。

 そのほか日本赤十字社やユニセフ、金融機関、コンビニなどで募金を行っている。(寒)


KITAMIオンライン展示

2023-02-21

文化

一部を紹介 (絵画)

 きたみ市民芸術祭『KITAMIオンライン展示』(掲載期間2月28日まで)で公開されている作品の一部を紹介します。※同展示は北見市のHPを介して見られます。


船橋賢二氏3期目挑戦へ「次代の架け橋に」

2023-02-21

政治

4月の道議選へ後援会事務所開き

 4月の北海道議会議員選挙に自民党公認で北見市区から立候補を予定する現職の船橋賢二氏(58)の連合後援会事務所開きが19日、北見市内のホテル黒部で行われた。

 道政3期目の挑戦で、会場には武部新衆議院議員、兄の船橋利実参議院議員、辻直孝北見市長をはじめ多くの支持者らが詰めかけた。

 松浦信一連合後援会長は「地域を良くしたいとの思いで1ミリもぶれずに取り組む彼の政治活動はまぎれもなく本物」とし、「3期目の挑戦は大変重要な選挙になる」と呼びかけた。

 船橋氏は1次産業の振興や人口減少対策、流通などの課題を掲げ「地域間競争を勝ち抜き、私達の生活を守り抜くことが大切。次代の架け橋となるよう頑張りたい」と決意を述べた。(柏)


第6回交通安全標語&絵画の入賞作紹介

2023-02-21

社会・教育

北見交通安全啓発の会が市内小中高生を対象に募集

標語 中央小1年・山口 櫂誠さん

あぶないよ こうつうルール まもろうね


北商の景気動向調査

2023-02-21

経済

2022年10〜12月期

業況は全業種とも前年に比べ好転

 北見商工会議所は今年度第3四半期(2022年10〜12月期)の景気動向調査の結果をまとめた。全業種とも前年同期に比べ業況の改善が見られた。

 北見市内の111社が回答。集計結果は好転割合から悪化割合を差し引くDI値(景気動向指数)で表した。

 全体の業況は、前年に比べ「好転した」とする企業が28・8%、「悪化した」とする企業が38・7%でDI値はマイナス9・9。前年同期に比べ7・9ポイント改善した。

小売業は大幅改善に

 売上DIを業種別に見ると、小売業が前年同期比32・3ポイントの大幅な改善となったほか、製造業が22・1ポイント、建設業が14・5ポイント、サービス業が13・3ポイント、卸売業が9・4ポイント改善し、全5業種いずれも前年を上回った。

 経営上の問題点は1位が「諸経費増」、2位が「人材不足」。原材料価格やエネルギー価格の高騰が企業経営に重くのし掛かっている。

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忘・新年会の調査も実施、考え方の違い浮き彫りに

 今回は付帯調査としてコロナ禍での「忘年会・新年会に関する調査」も併せて実施。97社が回答した。

 今季、忘年会を開催した企業は6社(6%)、新年会を開催した企業は11社(11%)にとどまった。両方とも開催したのは4社。

 開催した企業のうち、企業全体で開催したのは忘年会が2社、新年会が8社、店舗や部署ごとの開催は忘年会と新年会が各3社。

 個別意見では「(新型コロナが)インフルエンザと同じ扱いになるのであれば、開催を考える」「感染対策をすれば開催してもよいのではないか」「対面開催に制限のない世論を醸成したい」と開催に前向きな声がある一方、「(新型コロナは)感染力が強いので開催を控えるべき」「そもそも従業員が開催を希望していない」「大勢での開催は前時代的」など慎重な見方もあり、コロナ禍をきっかけに宴会に対する考え方の違いや変化が浮き彫りになっている。     (柏)


保健所・保護犬情報

2023-02-21

社会

①保護日時…18日午後2時45分

②保護場所…北見市川東

③犬種…柴犬(メス)。若めの成犬

④特徴…毛色は黒。迷彩柄の首輪。お散歩、楽しそうに行きます

⑤連絡先…北見保健所(0157-24-4171)


道内小中学校の卒業式 マスクなし基本に

2023-02-21

教育

保護者や来賓には着用求め

 国の新型コロナウイルス対策の見直しに伴い、道教委は各市町村に対し、3月に行われる卒業式のマスクの取り扱いに関する方針を通達した。児童生徒と教職員はマスクを「外すこと」を基本とする一方、保護者や来賓にはマスク着用を求めている。

北見市は人数制限が原則なし
会場の事情で制限する学校も

 国は、小中学校や高校の卒業式について、児童生徒と教職員はマスクを着用せずに出席する基本方針を決定。各市町村や学校はこの方針に従い、手洗いなどの感染対策を徹底した上で式を挙行する。

 このうち北見市内では3月15日に中学校、20〜24日に小学校の卒業式を予定。市教委は国、道の方針に基づき、さきごろ各校に卒業式のマスク取り扱いなどに関する通達を行った。

 それによると児童生徒と教職員は、式全体を通してマスクを外すことを基本とし、校歌、国歌の斉唱や複数の児童生徒による「呼びかけ」などの際はマスク着用を求める。マスク着用を希望する児童生徒については、着脱の強要や差別・偏見のないよう適切に指導を行う─としている。

 一方、保護者や来賓はマスク着用とし、座席間には触れ合わない程度の距離を確保する。

 コロナ禍の卒業式では、保護者の出席を児童生徒1人につき1人に制限する学校もあったが、市教委は今回の卒業式について「来賓や保護者の人数制限は必要ない」としている。ただし会場の規模により参加者の距離が十分に確保できない場合、2人までとする学校もあるという。

 また、在校生の参加人数については、各校の状況に応じた判断を求めている。   (柏)


インフルエンザ様疾患による北見市立学校の学年閉鎖等について

2023-02-21

教育

■学級閉鎖

・北見市立北光小学校 2年2組:2月21日㈫〜2月23日㈭

■学年閉鎖

・北見市立北光小学校 1学年:2月21日㈫〜2月23日㈭


風船アイスキャンドル

2023-02-20

行事・教育

北見高栄児童センターに

まるくて、つめたくて、あたたかい
グラフ

 ま〜るくてかわいいアイスキャンドルが北見市高栄児童センターにお目見えし、子ども達や通りがかりの人達を楽しませた。

 風船アイスキャンドル、バルーンアイスキャンドルなどと呼ばれ、職員がネットで見つけて「作ってみよう」と手作りした。児童センターを利用する子ども達も協力した。

 風船に水を入れ、空気を抜き、口をしばって「洗濯物のように」ひと晩、屋外に吊り下げて作る。水に水彩絵の具を混ぜるとカラフルになり、そのままだと透き通って透明に。風船をくっつけて吊るすと入口の穴が開くことが分かったそう。

 通り沿いに、キャンドルを載せた雪明かりの小径が出現し、地域住民や下校途中の中学生は「きれい」。さわってみた子ども達は「なんだか、あったかい気持ち」とやさしい目になっていた。    (寒)


管内観光4割回復

2023-02-20

経済

2022年度上期 前年同期比で入込数

 オホーツク総合振興局は2022年度上期(22年4月〜9月)の管内観光入込客数をまとめた。入込客数は528万700人で、前年同期比163万3千人(44・8%)の大幅な増加。コロナ禍で壊滅的な打撃を受けた観光が復活の兆しを見せている。

知床の事故影響し、コロナ禍前に届かず

 22年度上期は旅行割引制度の「どうみん割」の実施や、まん延防止措置などの外出制限がなかったことに加え、各種観光イベントの復活も手伝って入込数が大幅に回復。しかし、4月に発生した知床観光船事故の影響もありコロナ禍前の19年度の604万3千人を12・6%下回った。

 入込数の内訳は道外客が162万8300人で同40・7%増加。道内客は365万2400人で同46・7%増加し、道内外客ともに入込数を伸ばした。

 月別の入込数は8月が最多の136万5700人、最少は4月の41万7100人。月によるバラツキはあるもののすべての月で前年を上回った。

 市町村別入込数の上位は、大空町が75万7800人でトップ。2位は美幌町で70万7700人、3位が北見市で67万7200人、4位が網走市で62万7700人。

 訪日外国人宿泊客数(延数)は1142人で、前年に比べ379人増加したが、コロナ禍前の19年度上期(7万655人)には程遠い状況だ。


ミモザが一足早く春告げ

2023-02-20

話題

北網圏北見文センラウンジ

花だより

 北網圏北見文化センターのラウンジのミモザの木が、黄色い小さな花を咲かせている。訪れた人達は「かわいい」と可憐な姿に目を細めている。

 2年前に市内の女性から寄贈を受けたというミモザ。寄贈直後以来花が咲かなかったため、関係者が心配しながら見守っていたところ、今年1月末につぼみをつけはじめ、2月に開花した。

 イタリアでは「国際女性デー」でもある3月8日を「ミモザの日」として、男性から女性に感謝の気持ちをこめてミモザを贈る習慣があるという。

 ラウンジでは3月3日まで「みんなのおひなさま展」が開催中。同ラウンジを運営するNPО法人オホーツク文化協会では「ミモザの花とおひなさま展で、一足早い春を感じていただければ」と話している。


私のこだわり (2)

2023-02-20

本紙連載

除雪に思うこと (2)

歩道も通れるように

家の前は子ども達の通学路
大変だけれど安全のため

 除雪のこだわりと言えば、自分の家の前だけでなく、歩道も除雪するようにしていることですね。

 私の家の前は子ども達の通学路になっています。車道に除雪車が通ると歩道の上は雪でいっぱいになり、通れなくなってしまいます。車道も広くはないので、子ども達が登下校で通るには危険が伴います。

 歩道まで除雪するのは大変ですが、子ども達の安全のため、小学生が通れるくらいの幅を確保できるように除雪しています。

 でも、雪の置き場所がないのが悩みのタネ。近くの公園に置かせてもらえればいいのですが…。

(北見市、60代男性)


ロードヒーティング?使ってません

押すスコップは斜めに
驚くほどきれいに

 飲食店を営んでいる我が家の前は、店の駐車場にもなっています。除雪はまず除雪機を使って雪を取り除いてから、雪かきスコップで仕上げをしています。

 きれいに雪を取るコツは、押すタイプの雪かきスコップを斜めに使うこと。真っ直ぐではなく、少し斜めにして押すことで、端にある雪もきれいに取り除くことができるんですよ。

 アスファルトにしていることもあってか、ロードヒーティングを使っているのかと言われるほどきれいになります。

(北見市、60代女性)


歩くスキーの集いIN北見

2023-02-20

スポーツ

自然豊かなコースを自分のペースで

 第27回「歩くスキーの集いIN北見」が11日、北見モイワスポーツワールドで開かれた。開放的な雪原コース、起伏のある林間コースと、自然豊かな3〜9㌔をそれぞれのペースで歩いた。

 ふだんから健康づくりのために歩いているベテランや専用のスキーにまだ慣れない初心者まで80人が参加した。

 全日本スキー連盟公認のクロスカントリースキーバッジテスト検定会も同時開催され、受験者はさまざまな滑走法で実力を試した。

 授業でクロスカントリースキーに取り組む北見若松小の児童は父母の声援を受けて周回。昨年より好記録だった2年生児童はゴール後、「つかれたー」と力を出し切っていた。 (寒)


北見市野付牛公園再整備基本計画案

2023-02-20

社会

管理棟の移転改築、遊具更新も

 北見市は、野付牛公園再整備基本計画案の概要をさきごろ開かれた市議会建設上下水道常任委員会に報告した。管理棟の移転改築や遊具の更新、園路のバリアフリー化などを行い、利便性や安全性を向上させる。

市議会に概要報告
園路やトイレのバリアフリー改修など
利便性や安全性向上目指す

 同公園は1921(大正10)年に開設され、100年余りの歴史を持つ。12・1㌶の敷地内にはボート池や「イチイの森」「ツツジの丘」、北網圏北見文化センターなどが配置され、市民の憩いの場となっている。しかし近年は施設の老朽化や損傷が目立ってきた。

 基本計画平面図案によると、現在は池の西側にある管理棟とボート乗り場を池の南側に移転改築。隣接する駐車場も整備し、利便性を高める。

 同センター近くの駐車場は、旧東トレセン跡地を含む一角に移設してセンターに近接させ、現在の駐車場は、緑地として整備。両駐車場とも大型バスや身障者用の駐車スペースも確保する。

 また、池の南側にある遊戯広場の遊具を更新するほか、園内を周遊する園路をバリアフリー化。段差の解消や勾配の緩和を図り、道幅を拡幅してすべりにくい舗装を施すなど車椅子でも利用しやすい園路に改修する。

 このほか証明灯を増設して安全性や防犯性を高め、トイレのバリアフリー化も行う。

 市は23年度に実施設計を行い、24年度以降に着工の運び。(柏)


北見市が第5次実施計画策定

2023-02-20

政治

新規25事業含む266事業盛り込む

端野図書館の改築や若年層健康診査など

 北見市は、第2期総合計画に基づく第5次実施計画(2023〜25年度)を策定した。新規25事業を含む266事業を盛り込んだ。

 実施計画期間の年度ごとの事業費は23年度135億円、24年度159億円、25年度179億円と増加傾向。

 主な新規事業は30代の市民を対象とする若年層健康診査事業、市内への新規開業医への支援事業、学校指導者用のデジタル教科書購入事業、端野図書館の改築と屯田の杜公園整備事業、防災備蓄庫の新規整備事業など。

 新規以外の大型事業では、若葉団地建替事業は23年度に基本計画・基本設計、測量などを行い、24年度に実施設計や解体工事、25年度に着工を予定。野付牛公園再整備事業は23年度に実施設計などを行い24年度に建築、改修工事を見込む。民間主導で実施される中央大通沿道地区第一種市街地再開発事業は、土地整備と建設工事に対する事業費(補助)を計上した。       (柏)