北見市民会館のネーミングライツ(施設命名権)を取得した北海道ガス㈱と北見市の協定締結式が23日、市役所本庁舎で行われた。新たな愛称は「北ガス市民ホール」で愛称の使用期間は6月1日から2031年3月31日までの5年10カ月間。
同社は2006年に市からガス事業の譲渡を受け、市のライフラインの一角を担っている。今回、事業継続への感謝や市の財政健全化への貢献につながればと命名権取得に名乗りを上げた。
締結式で辻直孝市長は「愛称が全道、全国に広がり、市民の活動の拠点として愛着を持って利用されるよう施設運営に努めたい」と挨拶。
同社の川村智郷社長は「愛称が一日も早く市民に親しまれ、活気に満ちた交流の場となることを願います」と述べた。
北見芸術文化ホールのネーミングライツは㈱日専連ニックコーポレーションが取得。愛称は「NiCC芸術文化ホール」。 (柏)