春の運動会シーズンを迎え、北見市内では24日、小中学校9校で運動会が開催された。朝のうちは肌寒かったものの、徐々に晴れ間が広がる天候の中、児童・生徒達が保護者の声援を受けながらグラウンドで躍動した。

　北小学校(大友信也校長、児童数344人)ではコロナ禍以降、6年ぶりに全児童が集まって運動会が開かれた。開会式で大友校長は「全力でやり抜き、見ている人を感動させてください」と挨拶した。

　「みんなで協力して最後まで諦めないで頑張ろう」をスローガンに徒競走や大玉転がし、ダンスなど15種目が行われた。1年生は「チェッチェッコリ♪」の音楽に合わせて愛嬌たっぷりに踊り、音楽が止まると玉入れに走る「ダンシング玉入れ」で会場を盛り上げた。仲間と協力し、最後までやり切った児童達の表情には充実感がにじんでいた。

　市内の小中学校では6月14日まで運動会が予定されている。　(理)