株式会社横山土建横山コンクリート工業所社長の横山直樹さん(61)がこのほど、美幌こども食堂に米1千㌔を贈った。食堂代表の大屋充さん(49)は「こども食堂で使う約3年分に相当する量。大切に使わせていただきたい」と感謝している。
子どもたちの栄養を支え、異世代交流の場としても定着しているこども食堂の趣旨に賛同し、応援しようと贈った。寄贈により、町内の販売店から食堂に「ななつぼし」が1千㌔に達するまで定期的に供給される。
過去にも寄付や牛肉を寄贈
「支援の輪がさらに広がれば」
横山さんは食堂に、2022年に200万円を寄付。24年にも牛肉20㌔を贈るなど支援を続けている。「こども食堂を支援する輪がさらに広がっていけば」と話している。
5月20日に青稲地区ふれあい会館で開かれたこども食堂では、献立のカレーライスに米が使われ、大勢の親子らが味わった。
大屋さんは「米はもちろん、他の食材も値上がりが続いている中で、寄贈はこの上なくありがたい。今後もしっかりと食事を提供していきたい」と感謝している。 (浩)