食事や栄養摂取相談「若い人も気軽に」

2025-06-04 掲載

(北見市/社会)

北見・桜町調剤薬局の管理栄養士
武藤 菜央さん(25)

健康サポート薬局として
地域住民の健康維持・増進を支援
月に1度「さくら通信」も発行「自分自身の勉強にも」

 「健康サポート薬局」を掲げる桜町調剤薬局(㈲マスト)の管理栄養士、武藤菜央さん(25)は食事や栄養に関する相談を通じて地域住民の健康づくりを支えている。

 北見市出身。北見柏陽高校を卒業後、管理栄養士の資格取得を目指して新潟県立大学に進学。卒業後は東京都の保育園で1年間調理員として勤務した後に帰郷し、2023年4月から同薬局で働いている。

 健康サポート薬局とは、食事や栄養摂取の相談に応じるなど地域住民の健康維持・増進を積極的に支援する薬局。武藤さんは相談業務を通じて「お話を伺うと、人によって食生活の違いがとても大きいことを実感しています。一人ひとりの食生活の特徴や偏りなどを把握し、何を食べたら良いか、どのように調理したら良いかなどをお伝えしています」と語る。

 現在は50代以上の中高齢者層からの相談が多いが、今後は「若い年齢層の方々もぜひ気軽に相談してほしい。離乳食の相談も気軽にどうぞ」と呼びかけている。

 このほか毎月1回、食事や栄養に関する情報をまとめた「さくら通信」を発行。「なるべく見やすいように工夫しています。制作することで私自身の勉強にもなり、栄養相談の資料としても活用しています」と武藤さん。局内で配布しているほか、SNSやHPで閲覧、ダウンロード可能。

 栄養相談などの問い合わせは同薬局(0157-32-7700)へ。

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