北見の女性(85)が育てている鉢植えのパイナップルの木2本が、ともに実をつけた。「パイナップルの鉢は2つとも窓辺に置いてあるので、外から見て驚く方もいるんですよ」と話す。
小さいころからパイナップルが好きだったという女性。60歳の時、沖縄旅行で訪れたパイナップル畑で育て方を知り、その後、買って食べた後のパイナップルの葉の部分を植えてみたところ、6年かけて実を付けたそう。これまでに2回、パイナップルを実がなるまで育てている。
「実ができるまでに何年もかかるパイナップルを育てれば、その間は元気でいなくちゃいけないでしょう」と友人から勧められ、3回目のパイナップル栽培に挑戦。今回は日当たりや温度管理がうまくいったためか、2年半ほどで実ったという。
1本は花用の肥料を与えてみたところ成長が早く、まもなく食べごろに。「栽培を勧めてくれた友人に食べてもらいたい」と考えている。
もう1個はまだ青いが、まもなく色づく見込み。「みんなにどうやって育ててるの?と聞かれることも多いので、また育てるかもしれませんね」と笑顔をみせていた。(菊)