※各テーマの記事は最新のニュースから順に掲載しています。
2024-07-25
文化
北見絵手紙の会「きたみっころ」の第11回作品展が、NHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。50~80代の男女30人が感じたままに仕上げた絵手紙作品800点以上が並んでいる。29日まで(最終日は午後2時終了)。
日本絵手紙協会公認講師を務める5団体による合同作品展。
会場には、小さな子どもでも絵を見て楽しめる「あいうえおかるた」や誕生日を迎えた会員に送った絵手紙、カレンダー作品などが並んでいる。作品は見たものを見たままに描くため、季節の花や野菜のモチーフが多いが、同じ題材でも異なるメッセージが添えられており、それぞれの感性や人柄がにじんでいる。
講師は「会場に足を運んで、絵手紙の楽しさを感じてください」と呼びかけている。(理)
2024-07-24
文化
北見陶芸同好会「北斗窯」の作品展が、北見市内のまちきた大通ビル「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。皿やコップなど22人の235点を展示している。28日まで。
同会は陶芸講座を受講した60歳以上が対象。現在は60〜90歳代の会員が、市内の高齢者文化館の北斗窯に月〜土のそれぞれ好きな曜日に訪れ、活動している。
大作のツボをはじめ、フクロウを手描きした皿やコップ、犬の形のはし置き、ランプシェード、急須など、作りたいものを自由に表現した作品が並ぶ。
会長は「健康とコミュニケーションを大切に、のびのびと活動しています。形にとらわれずに楽しみながら作った十人十色の作品を見てもらえれば」と話している。(菊)
2024-07-22
文化
北見のいのこはるきさん(75)による抽象画作品展が、北網圏北見文化センターラウンジで開かれている。〝形〟にこだわってアクリル絵の具で描いた作品など、5点を展示している。31日まで。
自由に感じてもらいたいと、作品はすべて「無題」。ピンク、青、黄の3色をベースに、それぞれ90㌢×90㌢に描いた3点は「思考ではなく、目から出てくる形を踊らせました。どこにでもあるような、どこにもないような形の面白さを表現しました」と話す。また、古いジーンズをキャンバスに貼り付けた作品2点も並べた。
いのこさんは「(制作するのに)大切なのは表現し、描くことが好きで、続けること」と、8年前から1万点を目標に毎日のように作品を発表し続けている。「今は約4800点。15年をめどに達成できたら」と話している。
2024-07-18
文化
ハーブのさわやかな香り漂う涼しげな作品展「ハーブのある暮らし」が、NHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。ミントやラベンダーなどを使ったリースやスワッグなど約150点が並んでいる。22日まで(最終日は午後2時終了)。
北見ハーブの会「香音」(かのん)による7回目の作品展で、会員18人が出品している。
会場には、スモークツリーをベースにニゲラをあしらった直径60㌢のリースや花材をボール状にアレンジした個性豊かなトピアリー、水と氷を入れたガラスの器にフレッシュハーブを浮かべたアイスハーブなど、多様な楽しみ方を発信している。
講師は「ぜひ五感でハーブの魅力を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。(理)
2024-07-18
文化
華道家元池坊北見支部のいけばな池坊展「花にときめいて」がこのほど、北見市民会館で開かれた。ひまわりやスモークツリーなど、夏を感じさせる作品21点を展示した。
会場には、暮らしの中に活かせるようにと、支部員が季節の花などを使ってそれぞれ生けた自由花がずらり。中には長靴を花器に利用したユニークな作品も並んだ。
また同日、池坊中央研修学院講師を迎え、いけばな池坊巡回講座「Ikenobo2024」を開催。学校華道として支部員が指導する2つの高校の高校生らも参加する中、講師は「未知への好奇心 自由花をもっと知ろう」をテーマに、自由花11作品を次々と生けながら、基本的な技術や稽古との向き合い方などを丁寧に語った。
最後には、参加した高校生ら8人が一人ずつ生けた作品を講師が一つの作品として仕上げ、大作を完成させた。
2024-07-16
文化
北見の水彩画サークル「きたみ北彩会」の第42回作品展が、北見市端野温泉のんたの湯で開かれている。現場主義を基本とする生き生きと描かれた風景と静物画8点を展示している。31日まで。
明暗や濃淡を丁寧に描き、勢いよく茂る木々の様子を描いた「緑の季節」や暑い夏を涼やかに彩る冬景色「早春の朝」などが並んでいる。
来店客は「それぞれに季節が感じられて素敵ですね」と話していた。 (理)
2024-07-09
告知
北見市教委は、第77回きたみ市民芸術祭「美術展」の出品作品を募集している。申し込み締め切りは8月16日(金)。
16歳以上の北見市民が対象で、作品の規格は自由。絵画、水墨画、工芸の3部門があり、出品点数は1人1部門1点。無審査で展示する。
申し込みは、出品申込書を市教委か生涯学習コーナー(北見芸術文化ホール1階)に提出する。
作品展は、10月6~12日、北網圏北見文化センターで行われる(作品搬入は10月5日)。
問い合わせは市教委生涯学習課(0157-33-1839)へ。
2024-07-04
文化
北見の写真愛好家5人による第4回「フォト五人展」がNHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。国内外の風景を中心に30点を展示している。8日まで(最終日は午後2時終了)。
メンバーは公募展などでも活躍している5人。さらなる発表の場を求め、2021年から同展を開いている。
会場には中国の広大な棚田をデザイン的に切り取ったモノクロ写真「棚田の朝」や、しだれ桜の枝ぶりを強調して撮った「春雨又兵衛」、流氷が生き物のような迫力を放つ「オホーツクの海明け」など、季節感溢れる写真が多く並ぶ。
5日(金)午後2時からは、北見に拠点を構えるフォトグラファーの田口真樹子さんを迎えてのギャラリートークが企画されている。(理)
2024-06-27
文化
水彩画グループ「きたみ北彩会」の第41回作品展が、北見市北斗町のNHK北見放送局内ぎゃらりーKPすぺーすで開かれている。会員8人が北見や近郊の風景などを描いた21点を展示している。7月1日まで(最終日は午後2時まで)。
市内在住の画家の指導で、現地や実物を見て描くことを大切に活動している。
野付牛公園を雪と山肌、青空の対比の美しさで表現した「春近し」、流れる水面と青々とした木々が印象的な「初夏の無加川」、雪解けの様子に着目した「融雪の頃」など、光りや風が感じられるような作品が並んでいる。
代表は「透明感のある水彩画を見ていただけたらうれしいです」と話している。(菊)
2024-06-27
文化
華道家元池坊北見中央会のいけばな池坊展「花にさそわれて」が、北見市内のまちきた大通ビルコミュニティプラザ「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。季節の花などを生けた20人の約30鉢を展示している。30日まで。
初夏が感じられるアジサイ、バラなどを、池坊の伝統的な立花(りっか)、生花(しょうか)や新しい自由花のそれぞれのスタイルでいきいきと表現した作品が並ぶ。
また同中央会初代会長で池坊の名誉会員だった女性の一周忌を偲び、女性が好きだったというカキツバタなど家元から届いた花材も使った作品を展示した。
会長は「自由花もどんどん新しくなっているので、ぜひ見ていただきたいです」と話していた。
2024-06-26
文化
第63回道東書道展北見展(実行委主催)が、北網圏北見文化センターで開かれている。大賞に選ばれた、かな作品「花あやめ」など143点が展示されている。入場無料。30日(最終日は午後2時)まで。
道東唯一の書道公募展で、現在は北見、帯広、釧路の持ち回りで開催されている。
会場には、かな作品の文字と文字をつなぐ連綿線の流れるような美しさや、近代詩文のメリハリある構図による造形のおもしろさなど、見応えのある作品が並んでいる。
実行委員長(北見書道連盟会長)は「出品点数は減少傾向にありますが、足を止めてじっくりと鑑賞したくなる力作ぞろいです。字形にとらわれることなく、線質を楽しんでもらいたい」と話している。(理)
2024-06-21
文化
北見の女性2人の絵画などの作品展「MHさかえ展」が、北網圏北見文化センターラウンジで開かれている。40年来の友人である2人が、50歳の節目を記念して初めて開いた2人展。30日まで(最終日は午後3時まで)。
佐呂間栄小学校(2006年閉校)の5年生の時に出会った2人。絵を描くのが好きな2人は意気投合、漫画やイラストを描いて遊び、中学校の時に1人が転校していってからも文通などで友情は続いたという。それぞれ北見で就職して再び会うようになり、市内の絵画教室に通い、独学でパソコンなどを使って絵を楽しんでいたため、「いつか2人で作品展を」と話していたそう。
たくさんのスズメが木で休憩している姿を表現した「すずめのお宿」や「ウユニ塩湖」などの油彩画、好きな曲からイメージして描いた「ブルードラゴン」やペーパーフラワー、市内の風景写真などを並べた。2人は「またいつか一緒に作品展ができたら」と笑顔をみせていた。(菊)
2024-06-20
文化
北見の絵画グループ「シャドー」の第97回作品展が、北見市美山町南の珈琲工房ばんかむで開かれている。30日まで(25日は定休日、最終日は午後3時終了)。
昨年の作品展以降、新会員1人が加わり、現在女性5人で活動している。
店内には、大胆な筆づかいで画面に勢いをもたらす「白樹」や夕空に木のシルエットが浮かぶ「夕景」シリーズなど、油彩、水彩、クレパス、日本画の11点を展示している。
代表は「画材や表現法もさまざまで、作品の着眼点もユニークに仕上がっています。それぞれの個性を楽しんでもらえれば」と話している。(理)
2024-06-20
告知
今年で結成15年目の北見の写真グループ「相内写真同好会」の第14回作品展が、NHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。24日までで、最終日は午後2時終了。
会員は男性5人。月例会で技術を磨き合い、年に1度、作品展を開いている。
会場にはオホーツクの四季折々の風景などを写した20点を展示。漁船から水揚げされる鮭の表情を主役として切り取った「海の恵み」や、ハイヒールを履いた女性の脚のような形のツララを撮った「自然の造形」など、独自の視点が光る。
代表は「年齢を重ね、遠方での撮影が厳しくなる中でも工夫して被写体を見い出す会員達の感性を楽しんでもらいたい」と話している。(理)
2024-06-19
文化
北見の写真グループフォト北彩の写真展「十人十色」が、北見市内のまちきた大通ビルパラボ3階市民ギャラリーで開かれている。会員10人がそれぞれ自分で考えたテーマとレイアウトで並べた約80点を展示している。23日まで(最終日は午後4時まで)。
朝霧の常呂川や野付半島の流氷など5点を出品し、道東の冬の美しさを表現した村雲公司さんの「道東『冬物語』」をはじめ、「夕陽とマジックアワー」「エゾモモンガ」「極寒のオホーツク」「氷の小宇宙」など、テーマはさまざま。それぞれが個展のように展示し、まさに〝十人十色〟が楽しめる作品展になっている。
山崎凱夫会長は「いつもと違った展示をと、みんな試行錯誤をしながらテーマと作品を選びました。より個性が感じられるのではないでしょうか」と話していた。(菊)
2024-06-06
文化
北見の絵画グループ燦燦(さんさん)の第30回絵画展が、北見市北斗町のNHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。写生会で訪れた野付牛公園の風景など、21点を展示している。10日(月)まで。最終日は午後2時まで。
市内の絵画講師・阿部賢一さんの指導で10人が、水彩画、油彩画ともにそれぞれ自由に取り組んでいる。
かつて仏像にあっただろう色彩などを推測して描いた油彩画「中宮寺如意輪観音菩薩(私的復元の試み)」、色鮮やかに表現した水彩画「野付牛公園の秋」など、21点を展示している。
会長は「それぞれの個性が感じられる面白い作品展になっているのでは」と話している。(菊)