次期衆院選に比例代表北海道ブロックで立候補を予定する参政党公認の田中義人氏(51)=後志管内倶知安町=が19日、北見市内で街頭演説を行った。

　田中氏は札幌市出身。3期目となる倶知安町議を今年3月に辞職した。現在、参政党北海道国政改革委員を務める。この日はイトーヨーカドー北見店など3カ所で街頭演説・タウンミーティングを行った。

　田中氏は、外国資本による北海道の土地買収問題について「ニセコのリゾートエリアでは、外国資本が不動産の9割を購入。しかし日本ではそれを規制する法整備が進んでおらず、食料や安全保障、経済など懸念が大きい。北海道の主権と皆さんの財産を守らなければならない」と主張した。

　このほか教育やエネルギー問題などにもふれ「この先、自公政権のままでよいのか」と訴えた。(柏)