北見市南丘で撮影した「オオルリ」。木の枝の目立つところに止まり、新緑の葉が茂る爽やかな初夏の歌を披露するかのようにさえずり始めた。
ヒタキ科の夏鳥。渓流沿いの林を好んで生息する。体はスズメより少し大きいくらい。林の中でみると小さく感じるが、さえずりはよく響き渡り、その声はウグイス、コマドリとともに鳴き声が美しい「日本三鳴鳥」に名を連ねるほど。
フルートにも例えられるのびやかな声で「ピーリリリリィリィ、チリチリッ」などと鳴き、姿と声の両方の美しさで雌へのアピールを続けていた。(理)
2024-05-22 掲載
(北見市/話題)