私は言いたい

2024-07-05 掲載

(北見市/本紙連載)

北見に工業専門学校(高等専門学校)を誘致しては

 商工会議所、市議会、北見市、政治関係者ほか関係機関に提案します。

 高専(高等専門学校)は道北、道東では旭川、釧路にしかありません。いずれも人気校で競争率が高く、北見からも優秀な生徒が進学しています。これは北見の若者が流出するという側面もあります。

 私の孫も釧路高専から大学を経て東京にいましたが、10数年前、グーグル社にスカウトされ、今は特派員としてマレーシアにいます。現在、千歳にラピダスの半導体工場が建設中で、国も自治体とも大きな予算を投じています。半導体開発は競争が進み、デジタルやAI(人工知能)の進化とともに、世界的な構造変化が拡大しつつあります。

 若者にとって花形産業ですが、世界的に専門職の人材育成と確保が課題となっています。若者の希望を満たすためにも、北見に高専の設置が必要な時です。高専はデジタル関係の専門校で、北見工大との相互連携も可能です。北見は各方面から若者が集う学園都市となり、文化向上にもつながります。

 さらに人口減少対策にもなります。早急に関係機関の方や特に政治関係の方の検討をお願いします。

 ここで提案があります。高専のキャンパスですが、北光にある元北海学園北見大学のキャンパスを活用できないものでしょうか。

 飲食関係など様々な分野での経済効果や好循環が大きく期待できます。オホーツク圏の中心都市としての発展につながるはずです。(北見市、錦織肇治)

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