2024年度の美幌町内の新規就農者と農業従事者を励ます会が14日、美幌みらい農業センターで開かれた。新規就農者1人、農業従事者4人が関係機関の代表者の激励を受け、抱負を述べた。
主催は美幌町農業担い手対策協議会。会長の平野浩司町長が「知的好奇心と感謝の気持ちを忘れず、前向きに頑張って。地域のリーダーとして活躍されることを願っています」と激励した。
農業センターでの2年間の研修を経て就農した上原孝太さん(37)=登栄=は「『楽しく農業に取り組む』をモットーに続けたい」と抱負を述べた。
農業従事者の名古屋太一さん(22)=豊岡=は「多くの方と交流し、一人前の農家になりたい」、髙柳諒さん(35)=美富=は「天候、物価高に負けないよう1年1年頑張りたい」と抱負。新田大輔さん(42)=美富=は「(農業に従事するまで)大変な思いをしたが、楽しくやっていきたい」、加藤翔太さん(23)=栄森=は「たくさん働き、楽しんで農業をしたい」と展望を語った。
美幌町農協の清野俊介組合長は「真剣さが伝わりました。自分なりの農業、農場をどうするのか目標を持って取り組んで」とエールを送った。 (浩)