網走市教委は、同校の児童・生徒の急減を踏まえ、学区外からの通学も可能とする小規模特認校制度の導入準備を進めていた。認定された同校は今後、特色ある体験学習などを通じて、9年間で自分の夢を育てられる学校づくりを進める。
同校の今年度入学生8人のうち、7人が学区外入学。小規模特認校に認定されていなければ、中学校への入学生はゼロとなっていた可能性が高かった。4月1日時点の生徒数は、小学校10人、中学校22人となっている。
今月7日の入学式で、庄司洋人校長は「小規模特認校としての特色ある教育活動を進めていきたい。多様な個性を尊重し、サポートしていきたい」とあいさつし、出席した保護者や地域住民らに理解と協力を求めていた。(大)