5月10日~16日は「愛鳥週間」。春から夏にかけて繁殖期を迎える鳥達が活発に動き回っており、野鳥と人との距離が近付く。バードウオッチングを楽しむ際にもマナーに注意が必要な季節を迎えている。
写真は北見市内の相内神社で撮影した、巣の材料を運んでいるスズメ。神社に隣接する公園で桜の写真を撮っていた際、不意に距離を縮めてしまったよう。スズメはこちらの様子をうかがい、立ち去った後にスッとお目当ての場所に枯れ草を運び入れていた。
日本野鳥の会は初心者向けの野鳥観察・撮影ガイドラインを公表している。「ストレスを与えないように野鳥との距離を取る」など、野鳥愛護への思いとともに、身近な野鳥達の姿を探してみては―。 (理)