石北沿線ふるさとネットワーク主催の「愛のある猫駅フェスティバル」がこのほど、JR相内駅などで行われた。猫好きや地域住民ら約300人が参加し、賑わいをみせた。
無人駅である相内駅の周辺に猫にちなんだ場所が多いことから「愛の猫駅」として地域を盛り上げようと、同ネットワークが初めて企画した。
駅舎では、市内のオカリナ奏者・木谷二三代さんが〝猫〟にちなみ、スタジオジブリの映画「猫の恩返し」から主題歌「風になる」などを演奏。地元相内の粘土工芸作家・村上力さんによるアトリエ「トム・キャット」の猫フィギュアの作品展なども行われた。
また、動物保護施設「アニウェル北海道」など4カ所をめぐる「猫散歩スタンプラリー」にも多くの人が参加した。
駅舎を訪れた相内在住の女性は「こんなに地域が賑わうなんて、とてもありがたいです」と笑顔。同ネットワークの長南進一代表は「JRの利用者も多く、予想以上の参加があり、うれしいです。目標が成就できたのではないでしょうか」と話していた。 (菊)