
国内有数の英語スピーチコンテスト「高円宮杯第77回全日本中学校英語弁論大会」に出場した北見相内中学校3年の原みひろさんは23日、市役所の武田雅弘副市長を表敬訪問。上位27人による決勝大会進出を報告した。
原さんは、9月20日に旭川市で行われた「北海道地区予選大会道北大会」に出場し、見事1位を獲得。東京都で開かれた中央大会(全日本大会)への出場権を得た。
中央大会には全国から151人が出場。原さんは11月27日、北海道や青森県など12地域で構成される「第4部北部日本地区」の大会に臨み、上位7人に選ばれて決勝大会へと進出した。
決勝大会は翌28日に行われ、各部から選ばれた27人と英語スピーチを競い合った。審査では、スピーチの内容や英語力、表現力などから総合的に評価された。
表敬訪問では、原さんが英語で自己紹介を行い、表情豊かにジェスチャーを交えて流ちょうな英語を披露した。
原さんは「大会では、学校教育に対する疑問や悩みを英語で話しました。これからも英語を続けて、さまざまな視点から社会のことを考えるツールとして使っていきたい」と話した。武田副市長に将来について聞かれると、「日本に来る外国人労働者に、日本語を教える先生になりたい」と語った。
原さんは表敬後「地区予選よりもレベルが高く、少しびっくりしました。これだけ大勢の前で発表する機会はなかなかないので、頑張りました」と笑顔を見せた。 (知)