電話から始まるだまし ①警官なりすまし

2026-02-04 掲載

(その他/本紙連載)

ケースで学ぶ 詐欺被害防止

 詐欺被害に遭わないためには、手口を知っておくことが極めて重要だ。本連載では、「電話から始まるだまし」「書面・請求で追い込むだまし」「ネット・SNSで忍び寄るだまし」の3つに分けて、実例をもとに紹介していく。

偽警官が電話で不安をあおり
電話を切って警察署などに確認を

 1回目は、「電話から始まるだまし」のうち、【警官なりすまし】を紹介する。

 犯人は警察官や検察官、銀行員などを名乗り、電話をかけてくる。

「あなた名義のカードが不正利用されている」「逮捕した犯人の名簿にあなたの名前があった」「口座が犯罪に利用されている」などと不安をあおり、冷静な判断を奪う。

 不安にさせた後、解決策と称して偽の警官が訪問し、調査名目でキャッシュカードを預かったり、隙を見て偽物のカードをすり替えて盗み出したりする。

SNSなどに誘導し金銭など要求
相手のペースに乗らないことが大切

 また、「身の潔白を証明するため」などと称し、指定する口座に現金を振り込ませる手口もある。さらに最近では、LINEなどのSNSで偽の警察手帳(身分証)や偽の逮捕状の画像を見せ、ビデオ通話で取り調べのふりをして送金を迫る手口も急増している。

 警察がLINEで身分証を送ったり、ビデオ通話で取り調べを行ったり、現金の振込みを求めたりすることは絶対にない。キャッシュカードを預かったり、暗証番号を聞き出したりすることもない。

 不審な電話がかかってきた場合は一度電話を切り、警察相談電話「#9110」や最寄りの警察署に確認することが重要だ。これらは海外からの着信が多く、携帯電話や固定電話では海外から電話を無料で停止できる。「+」から始まる電話番号や番号非通知の着信には応答しない。(知)

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