※各テーマの記事は最新のニュースから順に掲載しています。
2025-11-06
文化

第78回きたみ市民芸術祭第44回総合芸術祭が3日、北ガス市民ホール(北見市民会館)で開かれた。舞踊、大正琴、オカリナや和太鼓など14団体が出演し、日ごろの練習の成果を発表した。
NPO法人北見文化連盟と北見市教委が主催し、「文化の日」に合わせて毎年開催している。
「レイアロハフラ北見」は、「プア メリア」など3曲を披露。指先までしなやかに美しく表現したダンスで会場を魅了した(写真)。
また、館内ではハーブのリースや文芸の作品展、お茶会、華道展も開かれ、来場者は芸術・文化の秋を楽しんだ。 (菊)
2025-11-06
スポーツ

北見市柔道協会会長の中澤伸一さん(57)は、さきごろ都内の講道館で開かれた秋季全国柔道高段者大会で、20回出場の表彰(技術優秀賞)を受けた。
同大会は講道館柔道五段?八段が対象。現在七段の中澤さんは、自身が代表を務める北見なかざわ道場で後進を育成しながら、自らも現役を続けている。
2004年から同大会に出場し、コロナ禍で辞退した年を除き連続で出場。昨年の大会で通算20回に到達し、今年で21回目の出場となる。中澤さんは「長年の積み重ねでこのような節目を迎えることができ、大変光栄に思います。これを励みに、一層精進してまいります」と話している。 (柏)
2025-11-05
社会

JAびほろの収穫感謝祭が10月26日、JAびほろグラウンドで開かれた。野菜を買い求める人や、ステージなどのイベントを楽しむ人で賑わった。
大根5本や、小豆、金時ジョッキ1杯分がいずれも500円など農産物が特価で販売され、キャベツやゴボウは完売。ニンジンや玉ネギ、ジャガイモの袋詰め放題コーナーは行列ができ、さまざまな品種が並ぶ直売所ビースターのコーナーも人気だった。
ドイツ製の大きなハーベスターをけん引するトラクターや、コンバインも会場に並び、子どもたちが運転席に座って記念撮影などをしていた。
子どもたちや大学生のダンス、バルーンアートのステージ、カボチャの重量当てクイズなども大勢が楽しんだ。 (浩)
2025-11-05
社会
1日、北海道全域を襲った台風並みの爆弾低気圧の影響で、北見市の遊歩道「石北大通」では、プンゲンストウヒなどの針葉樹4本が倒れた。
北見市の委託を受けて同通りを管理する㈱舟山組(北見市寿町)によると、倒木した木々は樹高約16~18㍍、幹周約1・4~1・7㍍あったという。
このうちの1本が高栄通跨線橋下付近の道路をふさぎ、1日午後7時頃、舟山組の社員らが暴風雨の中、応急処置にあたった。 (知)
2025-11-04
行事
地場産の〝秋の味覚〟を楽しんでもらう、JAところ主催の「第16回収穫〝菜〟」が、常呂町内の特設会場で開かれた。
常呂の秋の一大イベントとして定着。今年は価格の高騰を反映してか、野菜販売ブースには開場前から長蛇の列ができる人気ぶりだった。
このほか、ところピンクにんにくのポトフなどが提供された加工品ブースや豪華景品(特賞は秋サケ)を用意した抽選会などが盛り上がった。
大人気の餅まきは約1千袋を用意。JAところ役員がステージから餅を配るたびに歓声が上がっていた。
今年の来場者は1千人を超えた。昨年より200人ほど多かった。 (大)

2025-10-24
行事

秋の火災予防運動初日の15日、訓子府町認定こども園わくわく幼年消防クラブによる防火パレードが町内で行われた。4、5歳児50人が法被姿で練り歩き、火災予防を呼び掛けた。
園児達はポケットパークから消防庁舎を目指して道道北見置戸線沿いなどを行進。拍子木を打ち鳴らし、「マッチ1本火事のもと」と元気な声で注意を呼び掛けた。
パレード後には防火衣とヘルメットに身を包んだ園児達による放水体験も行われ、消防士気分を味わった。 (理)

2025-10-24
文化
第72回写真道展北見移動展(同実行委主催)が、北見市内の北網圏北見文化センターで開かれている。大賞に選ばれた横山瑛美さん(滝川市)の「雪に眠る軌道の記憶」など、入賞・入選作306点を展示している。28日まで。入場無料。
道内屈指の歴史ある写真公募展。第1部「自由」、第2部「観光・産業」、第3部「ネイチャーフォト」、第4部「学生」の各部門で募集し、今年は合わせて約3400点の応募があった。管内からは第1部で塩浜郁夫さん(北見市)の「秋のまなざし」が3席に入ったほか、12作品が入選した。
会場にはバスを待つ少年、公園で遊ぶ子ども達といった何気ない日常を切り取った作品や花火や祭りの風景、雪景色、野鳥など、それぞれの一瞬を生き生きと表現した作品が並んでいる。 (菊)
2025-10-23
文化

コープさっぽろきたみ春光文化教室の「秋のカルチャーフェスタ」が18日、NiCC芸術文化ホールで開かれた。
コープさっぽろきたみ春光店2階では、音楽やダンス、体操など各種教室が開かれ、子どもから高齢者までが様々な活動に親しんでいる。
この日、ステージではオカリナやギター演奏、太極拳、ダンスなどが披露されたほか、ロビーでは生け花や書道、イラスト、編み物などの力作が展示され、来場者の目を引いていた。
問い合わせは同教室(0157-69-8511)へ。 (柏)
2025-10-22
教育

第65回全珠連オホーツク支部珠算選手権大会が13日、北見市端野町公民館で開かれた。
北見、網走、美幌などの珠算教室に通う小学生から一般まで約60人が参加。見取り算や暗算をはじめ読上算、フラッシュ暗算などが行われ、参加者たちは真剣な表情でそろばんを弾いていた。
結果は次の通り(敬称略)。
【選手権賞】
▽個人総合=秋山知宏(飯田珠算研究所)
▽同小学生=竹下颯真(北見珠研小泉教場)
▽読上暗算=藏田誠一朗(飯田珠算研究所)
▽読上算=秋山知宏
▽フラッシュ暗算=横井沙百合(丸山珠算研究所)
【団体競技優勝】
▽一般・高校の部=飯田珠算研究所
▽中学生の部=飯田珠算研究所
▽小学生の部=鈴木珠算教室 (柏)
2025-10-21
社会

北見市端野町建設業協会は14日、市に交通安全旗300本を寄贈した。
この取り組みは1993(平成5)年から毎年行われており、春には旗の取り換え作業を行い、秋には旗の寄贈と取り換え作業を行っている。
この日は同協会加盟6社から6人が参加し、北見市端野総合支所玄関前に整列。森谷幸弘会長から石原秀人端野自治区長に安全旗が手渡された。寄贈後は国道39号沿いの端野1区生活センター入口から森と木の里入口までの区間や、端野小中学校前の道路など4カ所で、新しい旗に取り替えられた(写真左)。
森谷会長はあいさつで「10月10日からこの地域でビート輸送が始まり、11月からは除雪業務も始まる。常に安全第一を心がけてほしい。この旗が通学する子どもたちやドライバーの目に留まり、交通安全の意識向上に役立つことを願う」と述べた。
また、この日は北見市から同協会へ感謝状が贈られた。 (知)

2025-10-20
社会

「秋の輸送繁忙期の交通安全運動」に伴う市民集会と街頭啓発が15日、三輪公園で開かれた。主催の北見地区安全運転管理者協会(佐藤慎也会長)をはじめ、共催の北見警察署や協力団体の北見市女性ドライバー協会などから約200人が参加し、交通安全を呼びかけた。
この時期は各種産業活動の追い込み期にあたり、貨物輸送の増加に伴い交通量が増えるほか、日没が早まり夕暮れ時の歩行者事故などの多発が懸念される。こうした中、オホーツク総合振興局管内では15日(水)から24日(金)までの10日間、「秋の輸送繁忙期の交通安全運動」が展開されている。
佐藤会長はあいさつで、「北見警察署管内での交通事故による死亡者は昨年ゼロだったが、今年はすでに3人が亡くなっている」と述べ、現状に危機感を示した。続けて「日没時間が日に日に早くなり、過去の統計ではこの時期、午後4時から6時の時間帯に死亡・重症事故が最も多く発生している。安全運転のさらなる徹底をお願いしたい」と呼びかけた。また「飲酒運転は死亡事故に直結する極めて危険な行為」と述べ、飲酒運転の根絶にも言及した。
集会後、参加者は同公園前の国道39号沿いの歩道に並び、安全旗や横断幕を掲げて交通安全を呼びかけた。
このほか、「北見メッセ」の店舗前では、来店者への啓発資材配布が行われた。 (知)
2025-10-20
教育

「いただきまーす」。北見市高栄児童センター前の階段に並んだ子ども達の手には、今が旬のぶどう。行事を通じてセンターと交流のある地域のお年寄り数人から「みんなで食べてください」と、センターに届けられたもので、秋の恵みに子ども達もほくほく顔だ。
今年はぶどうが豊作のようで、地域住民からセンターにおすそ分けがたびたび届けられており、子ども達のおやつとなっている。
放課後、おなかを空かせた子ども達にとっては格別。「あまいね」「おいしいね」と、ぶどうの甘さと地域の優しさを味わっていた。
センターは顔が見える関係をつくる、小さな地域拠点となっている。 (理)
2025-10-16
話題
あちこちでイチイの赤い実が目にとまるようになった。「オンコの実」の名で親しまれ、この季節は小鳥達がよく集まってくる。北見市内の北見ハッカ記念館の前庭で、スズメが実をついばむ姿を撮影することができた。
イチイの木にはスズメだけでなく、シジュウカラやヤマガラ、ヒヨドリなどの野鳥のほか、エゾリスまでもが訪れ、実を食べる光景は秋を感じさせる。
このスズメは器用に種を出した後、果肉だけを飲み込んでいった。子どものころ、親から「種は食べちゃだめ」と言われた記憶がよみがえる。オンコの種には毒が含まれているからだ。その一方、ヤマガラは果肉よりも種を好んで食べ、口ばしの太いシメは種ごとかみ砕いて食べてしまうから興味深い。
庭木としても馴染み深いイチイ。この時期は鳥ごとに異なる食生活の一端をのぞくことができる身近な観察スポットだ。 (理)
2025-10-16
話題
置戸神社の紅葉ライトアップが10、11日に行われた。今月に入って色付き始めたモミジなどの木々が15基のライトに照らされ、訪れた人を魅了した。
ライトアップは、コロナ禍でもせめて気持ちは明るく、との思いで始めて今年で6年目。境内にはカエデ類250本が植えられており、緑から黄色、赤色へと色濃くなっていく葉が醸し出す幻想的な雰囲気に、参拝者は秋の風情を感じていた。
ライトアップは17日(金)と18日(土)にも実施。夜になると気温は5度前後まで冷え込むことから、藤川伸生宮司は「暖かい服装で、夜の紅葉狩りを楽しんでもらえれば」と話している。点灯時間は午後5時~9時。雨天中止。 (理)
2025-10-16
文化

クレヨン画に取り組む佐々木征雄さん(82)=美幌町在住=の作品展が美幌町図書館で開かれている。山や紅葉などの風景を中心に、50点ほどが並んでいる。
佐々木さんは長年、クレヨン画に親しみ、マナビティーセンターを拠点に活動するサークル「クレヨン散歩」の指導も務める。
作品展では、富士山や旭岳(大雪山)、知床連山など山岳をはじめ、美幌峠、日並牧場の巨木、十和田湖(青森・秋田県)周辺の紅葉など美幌町内と各地の風景を出展。タンチョウやシマエナガなど野鳥の作品も並ぶ。クレヨンの色彩感を生かしつつ、モノクロームに近い重厚感あふれる作品もあり、部分的にアクリルやポスターカラーなども使って表現の幅を広げている。
クレヨン散歩のメンバーの作品も数点並ぶ。佐々木さんは「イメージをふくらませて描いています。近年は出かけるのが大変になっていますが、富士山をまた描いてみたい」と話している。観覧無料で、22日まで。 (浩)
2025-10-16
文化
北見の書道会「子峰の会」の書道展が、北見市内のまちきた大通ビルパラボ3階市民ギャラリーで開かれている。会員9人と指導する栗山子峰さんの作品30点を展示している。19日(日)まで(最終日は午後4時まで)。
同会は2019年発足。言葉の意味や筆遣いを大切に活動している。栗山さんの90歳を記念して、同会場で初めて作品展を開いた。
北原白秋の詩やかわいらしいスズメの絵が添えられた「雀」、筆の動きが伝わるようなダイナミックな「稲」など、躍動感あふれる生き生きとした作品が並ぶ。
また、約200年前に斜里で起きた津軽藩士殉難事件が題材の漢詩を、栗山さんが書で表現した作品も展示されている。
代表幹事の曽我富峰さんは「同じ文字を書いてもそれぞれの個性や性格が現れているので、そこを見てもらえたら」、栗山さんは「書道をやっていない人にもぜひ見てもらいたい」とそれぞれ話していた。 (菊)
2025-10-14
文化

落ち葉がはらはらと舞い散る季節―。紅葉も少しずつ進み、彩りに富んだ景色が広がっています。自然の色をインテリアに取り入れて「秋」をもっと身近に楽しんでみませんか。館内ディスプレイに季節感を上手に取り入れている北見市緑のセンターで『落ち葉のガーランド』の作り方を教えてもらいました。部屋の片隅に吊り下げるだけで季節感を演出してくれますよ。
材料は、100円ショップなどで手に入るワイヤーと落ち葉だけです。作り方は①好きな長さにワイヤーを切る②片方の先端をねじり、壁掛け用の輪を作る③ワイヤーを落ち葉に通し、ねじって固定する。
ポイントは「木から落ちて間もない、水分量の多い葉を選ぶこと」。乾燥しすぎていると、ワイヤーを通す時に葉が破れてしまいます。葉っぱだけでなく、小枝も取り入れるとメリハリが付くと言います。葉と葉の間のワイヤーを、ぶどうの蔓(つる)のようにくるくると巻くと、よりおしゃれに見えるそうです。きれいな葉だけでなく、虫食いの葉も素敵な花材になります。
ガーランド作りは、葉脈の繊細な美しさに触れたり、樹種ごとにことなる葉色の変化を見比べたりと、自然に親しむきっかけを与えてくれます。同センターの裏手には樹木見本園があり、いろいろな木の落ち葉を集めることができるので、足を運んでみてください。 (理)



2025-10-10
話題
秋風に吹かれてプラっとハス池へ。花が散ったハスが、シャワーヘッドに姿を変えて池を埋め尽くす。
池の淵の岩の上に、一匹のトンボが。腕立て伏せをしているかのような格好。次第に尻尾を上げていく。疲れたのか、一旦空へ。すぐに舞い戻り再び挑戦。腕立て伏せからの倒立。何度も何度も繰り返す。「頑張れ!」君の努力、しっかりと見届けたぞ。 (知)
2025-10-09
社会
北見オッサン旧車倶楽部(KOKC)主催の秋の走行会が5日、管内を巡るコースで開かれた。往年の名車が集合し、オホーツクブルーのもと旧車愛好者達がツーリングを楽しんだ。
7回目を迎える走行会には北見や網走、紋別、帯広、旭川などから約60台が参加。北見市端野町緋牛内のオホーツクドライブインで出発式が行われ、1964年のスバル360や65年のトヨタスポーツ800をはじめ1960~90年代の旧車が勢揃いした。
世話人代表の紺野武雄さんは「安全に楽しく走行しましょう」とあいさつ。参加者達は自慢の愛車のハンドルを握り、エンジン音を響かせながら次々とスタート。美幌町や大空町、網走市を巡るコースに出発した。
終了後は北見秋祭会場に一部の車両を展示し、飲酒運転撲滅を呼びかけるチラシを配布して安全運転をPRした。 (柏)
2025-10-08
スポーツ
オホーツクブルーの晴天に恵まれ、第1回北見マラソン(実行委主催)が4日、北見市内の香りゃんせ公園などで開かれた。「北見をスポーツで元気にしたい」と実行委とボランティアがこの日のために準備。市民ランナーらが声援を受け秋晴れの下、駆け抜けた。
企画・運営を市民有志が担い、6月頃から準備を進めてきた。公園内と堤防を走る10㌔、5㌔、親子2・5㌔などのコースに約550人が参加。学生アスリートから北見工業高校の全校参加、ファミリーランを楽しむ市民ランナーまで思い思いにゴールをめざした。
北見藤高校の生徒が沿道で声援を送り「元気な応援に背中を押されました」と参加者。なかには「開催してくれてありがとう」と感謝するランナーもいて、ゴール後は多くの笑顔があふれていた。 (寒)
感動と感激…やって良かった
高橋雄太実行委員長
2、3人の会話から始まった手づくりの大会は、ランナーと運営ボランティア、実行委を含め約900人規模の開催となった。「やって良かった」と高橋雄太実行委員長(46、ビックリッキー夕陽ヶ丘店代表取締役)。
動き始めると北見藤高校がボランティアをテーマに地域づくりの授業に取り入れてくれた。高橋委員長と今井康暁事務局(45)は数多く同校に足を運び、どんなボランティアができるか生徒と模索。「どうせやるなら楽しまなくちゃ」と呼び掛け、生徒達は「しだいに乗ってきた」そう。
実は、マラソンイベントには苦い思い出がある。自身が北見青年会議所の理事長として北見ハーフマラソンの実行委を務めた2018年、大雨に見舞われ、大会はやむなく中止に。翌年も台風で中止になった経験がある。
当日、雨男返上の秋晴れ。大会本番の高校生の盛り上げに感激し、参加者の「大会を開いてくれてありがとう」の声に感動する。「今回がモデルケースとなり、いろいろな手法で元気づくりが広がれば」と達成感で振り返る。 (寒)
85歳、北見藤高一回生 大野正子さん、健脚披露
先輩頑張れの声援受け
「85歳 藤高第一回生よ」のタスキを掛け、一般女子10㌔の部に出場した大野正子さん(85)が健脚を披露した。
1940(昭和15)年北見出身。今は東京に住まいを移し、一昨年の東京マラソン(フル)にも出場した。毎日5~6㌔走るそう。
この日のために帰郷。20歳代の親戚の孫2人を伴走に終始笑顔で1時間25分で駆け抜けた。
沿道では北見藤高の現役生達が「先輩がんばって」と応援。「うれしくて。やっぱり一人で走るより楽しいね」と記念すべき第1回大会の完走を果たした。 (寒)



2025-10-08
社会

秋の交通安全運動に伴い、北見市交通安全市民運動推進委員会端野支部は9月29日、「R39ゆっくりかいどう」街頭啓発を行った。北見警察署や北見地区交通安全指導員連絡協議会などから約70人が参加。端野総合支所前の国道39号沿道に並んで安全旗を掲げ、交通安全を呼びかけた。
同支部の石原秀人支部長はあいさつで「端野自治区には国道2本、道道7本が通っており、通過交通の要所となっている」と語り、交通安全の徹底を訴えた。
北見警察署の谷島拓人署長は、道内で死亡事故が多発している現状に触れ「28日現在の交通事故による死者数は前年比10人増の90人と大きく増加している」と報告。さらに「端野自治区では死亡事故に至らなかったが、2月5日に緋牛内の国道39号で正面衝突事故が発生し、一方の運転手が重症を負った」と述べ、注意を呼びかけた。
参加者は「交通安全」と書かれた旗を手に国道沿いに並び、ドライバーへ交通安全を呼びかけた。 (知)
2025-10-08
スポーツ

第38回常呂高校マラソン大会「流氷ロードレース」が9月30日、北見市常呂町で行われた。体力や精神力を養い、大きな達成感と充実感を得ることが目的で、全校生徒27人が参加。さわやかな秋風の中、長距離完走を目指して力を出し切った。
コースは、同校を出て西町第1団地前を通り、道道1033号に出る。さらに国道238号、道道442号(サロマ湖公園線)を走り、ワッカ「竜宮街道」を駆け抜け、折り返す全長18㌔。男女共に同じコースを走った。
この日は天候にも恵まれ、時折心地よい風が吹く〝マラソン日和〟。生徒たちはリラックスした表情でスタート地点に立ち、合図とともに一斉に走り出した。
男子の1位は齋藤万三都さん(2年)でタイムは1時間34分。昨年は1時間42分で3位だったが、8分タイムを縮めて優勝した。齋藤さんは「練習の時より楽に走れた。最後ダッシュできるくらい体力に余裕があった。気温もちょうど良く走りやすかった」と振り返った。
女子の1位は伊藤琉那さん(1年)で2時間1分。「1位を目標にしてたので、嬉しいです。ただ、タイムは2時間を目標にしていたので、来年は2時間を切るよう頑張ります」と笑顔を見せた。
ゴールした生徒たちは、常呂町漁業協同組合が提供したホタテを笑顔で味わった。 (知)


2025-10-07
行事

食の祭典「北見秋祭~オホーツクマルシェ2025」(北見市観光協会、北見市主催)が3日から5日まで、北見駅南多目的広場と周辺エリアで開催され、連日多くの来場者で大盛況となった。
「きたみ菊まつり」「オホーツク北見ハロウィーンフェスティバル」「北見オクトーバーフェスト」の3イベントを統合し、昨年からスタートした新たな北見の秋祭り。
2回目となる今年は、オホーツク産の食材を使った多彩なご当地グルメや焼肉をはじめ、国内外の40種類以上の地ビール、カクテルが楽しめるブースを開設。キッチンカーも出店した。
ステージイベントでは、地元の吹奏楽団やダンスチームなどが出演し、菊やハロウィーンカボチャの展示、ライトアップなども祭りに彩りを添えた。
…………………
NiCC芸術文化ホールでは一般社団法人漫才協会と市が結んだ「お笑いの力による地方創生」協定に基づき「漫才大行進in北見秋祭」が開かれ、漫才コンビ3組が出演。「やすと横澤さん」のやすさんは北見生まれとあって、〝地元ネタ〟も交えたトークで笑いを誘い、ベテランの「宮田陽・昇」は時事ネタを盛り込み巧みな話芸を披露。「U字工事」はおなじみの「ごめんね、ごめんねー」のギャグで会場を沸かせた。最後は辻直孝市長も登壇し、3組とトークを繰り広げた。 (柏)

2025-10-06
行事
秋晴れの下、社会福祉法人川東の里(北見市川東)の「生産フェア」が9月28日、同施設駐車場で開かれ、大勢の来場者で賑わった。
施設利用者達が丹精込めて生産した野菜や肉加工品、豆腐、パンをはじめ、共同制作の貼り絵作品なども並び、障がいのある人が売り子で参加。市民とふれ合う機会になっていた。
呼び物の「仔豚レース」には同施設で誕生した生後1~2カ月の仔豚6匹が出走。同施設製造の加工食品が当たる馬券ならぬ〝豚券〟を握りしめた観客が見守る中、ブーブー言いながらマイペースでゴールをめざし観客の笑顔を誘っていた。 (寒)