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2026-02-13
話題

北見歩くスキーの会の会長を務める井田正忠さん(87)が、全日本スキー連盟からクロスカントリースキーの「名誉検定員」と「功労指導員」に認定された。20年以上にわたる指導員歴を持ち、北見を中心にクロスカントリーの普及と後進の育成に尽力してきた功績が評価された。井田さんは「クロスカントリーのおかげで、たくさんの仲間と出会えた。ありがたい」と喜びを語る。
学生時代からテニスに打ち込んでいた井田さんは、定年退職後に冬でも楽しめるスポーツを始めたいと、55歳から歩くスキーを始めた。市の初心者講習に参加し「5年で選手に」と目標を立てて練習に打ち込んだという。
湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会には通算20回以上出場し、最長80㌔コースを走破。66歳と67歳の時には一般10㌔コースで優勝した。
身近に指導者がいなかったことから指導員を目指し、2002年に合格。上級者の滑りを参考にしながら検定員資格の取得に向けて努力を重ね、2年後の04年に検定員となった。以降、初心者教室や小学校などで競技の魅力を伝えてきた。19年からは同会会長を務め、若い世代の指導員や検定員の受験をサポートするなど、地域のスキー活動を長年支える存在となっている。
井田さんは、クロスカントリーの楽しみ方について「道具選びから雪原を滑り、山でおにぎりを味わうなど自然を体感できるのが魅力。上手な人の滑りを見て学ぶことやバッジテストを目標に練習したり、大会への出場をきっかけに、全国に友人ができることも醍醐味」と語る。今後も「無理のない範囲で楽しさを伝えていきたい」と話している。 (理)
2026-02-13
スポーツ
自然を感じながらそれぞれのペースで楽しむ「第30回歩くスキーの集いin北見」(実行委主催)が7日、北見市内のモイワスポーツワールドで開かれた。小学生から一般まで約60人が参加し、さわやかな汗を流した。
開会に先立ち、実行委の歩くスキーの会、井田正忠会長が「自然の中で汗をかき、大会で仲間と交流できる楽しみを感じてもらいたい」と挨拶。
当日は、風があったものの晴天に恵まれ、参加者はそれぞれの体力に合わせて、敷地内に設けられた起伏のある1周3㌔のコースを1〜3周し、景色を楽しみながら滑った。
また、全日本スキー連盟公認のクロスカントリースキーバッジテスト検定会も同時に開かれ、受験者が日ごろの練習の成果を試した。 (理)
2026-02-13
スポーツ
—出身の常呂高校への今の想いは
小野寺佳歩選手「小さい高校ですけれども、そこでやっていた選手たちが一緒にオリンピックを目指し、出られるということに喜びを感じますし、素晴らしいことだと思います。学校の前に横断幕を飾っていただき応援してくださって嬉しいです。私の高校時代は勉強をやりつつ陸上競技もやり、カーリングもやってという割と自分の原点みたいな感じです。やりたいことをやらせてもらう中で、こうしてオリンピックに出られるということで、常呂高校を少しでも盛り上げられたらいいなと思います」
—これまでのオリンピックでの活躍もあって、日本ではロコ・ソラーレの印象が強い状況ではありますが、小野寺さんにとってはどんな存在ですか
小野寺選手「そうですね、本当に良きライバルであり、良き親友であり、本当に一緒に戦ってきた仲間だし、同じ年を重ねながらジュニアの時から今のところまでカーリング界を一緒に盛り上げられたすごく大切な存在です。でもやっぱりオリンピックとかの活躍を見ていると、自分達も負けてはいられないなという気持ちにさせてもらいました。彼女達がこんなに活躍できるのであれば、自分達もこれぐらい活躍できるんじゃないかという希望も与えてもらいましたし、本当にとても大切な存在ですね」
—昨年、オリンピック出場が決まった後、ロコから個別に声をかけられたりとかありましたか
小野寺選手「それこそ、ちな(吉田知那美選手)とかは9月の代表決定戦が終わった瞬間に『頑張ってね』って言ってくれましたし、ゆうみ(鈴木夕湖選手)は本当に明るくいつも通りLINEくれて『おめでとう頑張ってね』って。他のチームもみんなライバルではあるんですけど、それぞれが本当に素晴らしい人間性というか、これがカーリング精神なんだなとすごく感じました」 <つづく>
2026-02-12
スポーツ

―吉村選手の投球のときにタッチし合うルーティンはいつ頃から
近江谷選手「吉村選手が産後に復帰した年からです。スキップというのは、常に考え込んでしまうポジションなので引きずらないように。白井一幸コーチから教わった『考える』ことと『戦う』ことのアクションの切り替えを大事にしています」
―リードの魅力は
近江谷選手「リードって常々、職人技だなって思っていて。同じようなことを繰り返しているようでいて、実は正確なショットの再現性が求められていて、下から支える役割を感じています。試合を作れるというのは、リードの醍醐味です」
―この16年間は長かったですか?16年間変わらないことは何ですか
近江谷選手「すごく短いです。あっという間に1年が過ぎます。変わらないのは…(少しだけ考えて)カーリングが楽しいっていうこと。人との出会いだったり、知らないことにふれたり、楽しみながらも世界のトップをめざすヒリヒリ感が日常生活にあるのが、ありがたいですね」
―前回16年前とオリンピック直前の気持ちに違いはありますか
近江谷選手「16年前はまったく想像できない世界に飛び込んでいくという、ちょっとフワフワとした地に足の着いてない気持ちだったと思います。今は、まさに決勝戦で戦うかもしれない相手とグランドスラムで試合していたり経験を積んで世界のトップレベルとどんな風に戦うのかイメージできているのがまったく違う点ですね」
―お正月に常呂に帰ったそうですが、中学・高校生の頃、チームgraceで戦っていた当時のことを思い返してどうですか
近江谷選手「北海道ジュニアで勝って喜んだなとか思い出します。オリンピックのことを口に出したことがあったかもしれませんが、こんなに時間が掛かるとは考えていなかったと思います」
―帰省して地元の人の声は聞かれましたか
近江谷選手「あらためて、すごく多くの方が実は毎回試合を観てくれていて『頑張ってー』とか『応援してるよ』とか今回は特に『オリンピック楽しみにしてるよ』って言葉にして伝えられたので、周りからパワーを送ってもらって私は勝てたんだなと意識できました」
―大切にしているというミーティングですが雰囲気は
近江谷選手「私も自分の意見を言いますし、うちのチームは皆一人ひとりが考えを持ってだれが率先してということもないし。意見が違うことがあったとしてもチームの中のルールとして、ゴールに向かって、金メダルを獲得するというゴールにつながる話をするというルールを決めているので、そのためだったら何でも言い合えるのがこれまで構築してきた中で一番いいところかなと思います」 (寒)
2026-02-11
スポーツ

―過去のチームの苦労で今に生きていることとカーリングを今後につなげていくために
近江谷選手「地域との連携や一人ひとりの熱い気持ちがなければ続けてこられなかったし、それがあったから今私達がカーリング選手として戦う場があるんだなと。父の時代の頃には貯金をはたきまくって、それでも競技を続けていく、目標に向かって頑張るみたいな時代があったと思う。ときには自己犠牲もあったと思うし、そういうのがなければ今の日本のカーリング界はなかったと思う。そういう意味では恵まれた中で、ちょっとは私達も苦しい時期はありましたが、今よりも未来のほうが良くなっているように自分も後輩達につなげていきたいなと競技者として思う」
―4年前、存続の危機のとき「チームを大事にする」と話されました。どういう思いでここまで来たのですか
近江谷選手「チームをなくさない、守りたいという思いで、おおげさな話ではなく100年続くチームとして推してもらえるよう残していくためにはどうするか、この4年間、存続できないかもしれないとなってからより強く考えるようになった。自分達が競技するだけが自分達の役割なのか、地域とかかわり応援してもらうこと、アスリートとして競技する価値、社会的責任などを話し合って、そういったところがチームの中で根付いてきているからこそ競技に対しても覚悟が生まれてきているのかなと思う。覚悟を持っているからこそ、このチーム・フォルティウスがオリンピックまで持ち上げてくれたのかなと考える。ほかのチームにいたら、そんなふうには思わなかったかもしれない。そういう意味では、フォルティウスに入れたことは私にとって幸運だなと思う」
―困難があったことを今は肯定的に捉えられているのですか
近江谷選手「存在や本質的なところまでもう一度立ち返って考える機会になったので、困難がないことが本当はいいのかもしれないが、私達にとっては困難があったからこそチームが固まったところもあったので…(少し間が空いて)良かったと思います」 <つづく>
2026-02-10
スポーツ
北見柏陽高校空手部の男子が、1月21~23日に北見で開かれた第43回北海道高校空手道選抜大会の男子団体「形」部門で優勝し、3月に長野県で開かれる全国大会に出場する。柏陽空手部男子として同部門優勝は23年ぶりの快挙で、選手達は大舞台に向けて張り切っている。

柏陽の男子団体メンバーは伊藤響さん(2年)、橘井晴大さん(同)、髙橋眞心さん(1年)。空手部の部員は現在、男子3人と女子の大矢根衣朔さん(1年)の4人が在籍している。
地元の道立北見体育センターで開かれた北海道選抜大会・男子団体形には柏陽を含め5校が出場。3人は昨年10月ころから本格的に形の練習に取り組み、本番を迎えた。
一発勝負の緊張感の中、指定形の「ジオン」を力強く披露。「練習の成果を出すことができた」と納得の演武で全道の頂点に立った。「びっくり」「まさかと思いましたが、嬉しかった」「感動しました」と試合後の心境を語る。
全国大会に向け伊藤さんは「次のインターハイや新年度に入部してくる後輩の指導に生かせるよう、全国大会で色々と吸収したい」。橘井さんは「リラックスしていつも通りの演武をしたい」。髙橋さんは「1年生で全国大会に出場できるチャンスを生かしたい」と語る。
高橋さんは個人でも出場
高橋さんは男子個人形でも3位に入賞し、全国大会の出場権を獲得。「全道大会では決勝進出を目標にしていましたが、さらに上位を狙おうと全力で演武した成果」と話している。 (柏)
2026-02-10
スポーツ

光るカーリング「ピカピカーリング」は北見工業大学工学部情報通信系の桝井文人教授が中心となって開発。観光マネジメント工学を学ぶ学生プロジェクトと実行委が協働でイベントを企画した。
「〝カーリングのまち〟と謳う割には、カーリングにふれる機会やイベントは多くない」と桝井教授。駅前の活性化へ昨年初開催し、今年で2回目。学内の教官やカーリングで世界大会に出場した市民も加わるほか、市内企業の理解ある協賛で盛り上げる。
桝井教授はふだん、アルゴグラフィックス北見カーリングホールを会場に、ストーンの動きや選手の体重移動などをデータ化し、効率よく競技できるよう研究開発するカーリング研究の第一人者。
可視化のストーントラッキングシステムを用いたVR体験や、AIで作ったオリジナル曲を会場に流すなどイベントでは専門的な要素も盛り込んだ。
市の顔ともいえる駅前で「いつも何かやっている」というふうになれば「まちに出掛けてみよう」という人が増え、それがカーリングに関わることならば観光面でも貢献できるのではと考える。 (寒)
2026-02-10
スポーツ
ミラノコルティナ冬季オリンピック女子カーリング競技の日本代表(フォルティウス)がいよいよ大舞台に登場する。日本時間12日午後5時5分からのスウェーデン戦で開幕。これを前に1月、個別にオンライン会見に臨み、それぞれ意気込みを述べた。フォルティウスのチーム名に由来する強さの秘訣は「粘り強さ」だという。北見市常呂出身の3選手を紹介。トップバッターの近江谷杏菜選手(36)のインタビューからは、チーム内の共通認識を自分ごととして落とし込み、氷上で表現している様子がしっかりと見えてきた。 (寒)

―アイスの状況を早くつかむため、フォルティウスはどのような取り組みをしていますか
近江谷選手「ふりかえりの中で、何エンド目からどんな変化が出てきたとか、それが滑りだったり曲がりだったりするんですけれど、それを確認するようにしています。その情報は次の試合には生かされないんですけれど、試合の中でそれを覚えているのが大事で、そのときに周りのチームメートと共有できているか、コミュニケーションが取れていて、ちゃんと認識がみんなで揃っていたのか、ズレがないかを確認しています」
―リードの難しさは
近江谷選手「ある程度、情報を採り入れながらも、考え過ぎると感覚が鈍ってしまうので、得られた情報をロジカルに考えていくことと、勘で投げるバランスが大事だと思っていて、それが最近、自分的にはいいショットにつながっているかなと思う」
近江谷選手「私のところでは、私の投げた結果が一番の材料になる。私が投げる前にどうこう考えるというより、私の投げた石でそのシートの滑りを把握するというのが大きな役割の一つだと思う。参考にならないような投球ではなく、私としては、ほどよい蹴りをして、いつもと同じくらいの伸ばし加減で石を離すことを心がけている。石の情報が次に生かされ、いい投球として情報源になるので、私のところではなるべくそのような〝素直な石〟というか〝読みやすい石〟を投げることにとても集中しています」 <つづく>
2026-02-10
スポーツ

日本カーリング協会は6日、3月に開催される「世界カーリング選手権2026」の男女日本代表選手団を発表した。世界ランキングにより女子はロコ・ソラーレに決定した。
冬季オリンピック開催年であることから、代表選考方法について前もって2024年8月に周知していた。それによると、2026年1月28日までに終了する2025~26シーズンのワールドカーリング(WC)チームランキングの上位8大会分のポイントの合計値で順位付けをした最上位チームとすることとなっていた。
ロコ・ソラーレは2月9日の時点でWCランキング7位。北海道銀行が8位、フォルティウスが9位。ロコ・ソラーレは昨年10月、パンコンチネンタル選手権で日本の世界選手権出場権を獲得するのに貢献、最近の国際試合で上位に入っていた。
パンコンチネンタル選手権への出発を前にロコ・ソラーレの選手達は「世界一を取るために、この大会が大事」と気を引き締めていた。
藤澤五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花の4選手に元・チーム富士急で現在はミックスダブルス日本代表の小穴桃里選手が加わる。ジェームズ・ダグラス・リンド、小野寺亮二両コーチが帯同する。
男子もパンコンチネンタル選手権で3位と貢献したSC軽井沢クラブが代表になった。再び臼井槙吾選手(キットカーリングクラブ)が加わる。 (寒)
2026-02-10
スポーツ
北見駅前に1日まで4日間、屋外カーリング体験場がお目見えした。夕暮れともなると、的のハウスの電飾が幻想的に浮かび上がり、親子連れや観光客らが不思議な感覚のカーリングを楽しんだ。
名づけて「ピカピカーリング」は、北見工業大学の授業「観光マネジメント工学」を専攻する学生達のプロジェクト。冬季スポーツをレクリエーションとして北見から発信することで地域貢献や観光振興を図る狙い。
幅5㍍、長さ約10㍍の氷上に、LED電球を丸く張り巡らせ、さらに製氷して、カーリングのミニシートを造った。辺りが暗くなってくると、的が赤く青く目立ってきて「ナイスショット」を決める体験者が相次いだ。
幼児が学生に手伝ってもらって参加したり、列車を降りた旅行客が「やってもいいですか」と気軽に体験していた。
学生作成のVR体験も行われカーリングを身近にしていた。 (寒)
2026-02-09
スポーツ・教育

北見市常呂の川沿小学校の全校児童14人が3日、体育の授業でアイスホッケーに似た氷上スポーツ「ブルームボール」に取り組んだ。授業に取り入れられるのは珍しく、児童達にとってスキーやスケート、カーリングに続く新たなウィンタースポーツ体験となった。
指導したのは、今年度同校に着任した細坂龍平教諭。日本ブルームボール協会の事務局長を務め、選手として世界大会に出場するなど活躍している。同校では、こうした指導者とグラウンドにスケートリンクがある恵まれた環境を生かし、「子ども達にさまざまな体験をしてもらいたい」と、今年度から特色ある学習の一つとして授業に取り入れた。
ブルームボールはカナダ発祥の競技で、ルールはアイスホッケーとほぼ同じ。児童達は「ブルーム」と呼ばれるスティックでゴム製のボールを操り、簡単なパス練習の後、試合形式で楽しんだ。授業では安全のためヘルメットを着用し、ブルームを高く振り上げないことを守りながら、攻めの姿勢で積極的に相手ゴールを狙った。
リンクサイドには、授業を見守る保護者の姿もあり、子ども達のナイスプレーに拍手を送っていた。
5年の羽石倖千(ゆきち)くんは「ゴールが決まるとスカッとして楽しかった」と笑顔を見せ、初めての競技を満喫した。
細坂教諭は「チームで協力し合いながらプレーしたり、子どもでもすぐに楽しめる手軽さが魅力です」と話していた。 (理)
2026-02-06
政治
異例の短期決戦となった今回の衆議院議員選挙は8日、投・開票日を迎える。準備する実施運営面では、投票所入場整理券が公示日までに間に合わなかったり、真冬の実施でポスター掲示板の設置に時間が掛かったりしたが、ここまで大きな問題はなく経過しているようだ。各選管は「あとは天候が悪くならないように」と願いながら万全の態勢を整える。
選挙日程が発表された直後、北見市選管のある職員は「とにかく時間がない」と、これまで経験したことがない真冬の短期間の準備に頭を悩ませていた。「時間も人も足りない」
投・開票所の確保も悩みの一つ。公共施設は、すでに利用の予約で埋まっている場合がほとんどだ。
なかでも、開票所は大きなスペースが必要となるが、北見市の場合、これまでの選挙で主として使われてきた道立北見体育センターがこの日、奇跡的に空いていた。
2月8日はあるスポーツ大会の会場として予約が入っていた。ところが同センターによると、投・開票の日程がいつになるか分からない直前のタイミングで、利用者側からキャンセルの知らせがあったという。
開票作業について北見市選管は「もしもに備え会場候補を2、3カ所考えていたが、やり慣れた会場でできるのはありがたい」とし、参観人が多いかもしれないことから、駐車場が広いのも好材料のようだ。「万全を期して開票作業に臨みたい」としている。
市内投票所は前回衆院選と同じ56カ所。開票開始も変わらず午後9時。票の確定は前回2024年10月の衆院選と同様、選挙区・比例区ともに翌日午前零時過ぎを見込む。 (寒)
2026-02-06
社会
網走市教委は地元高校を存続させるための「魅力ある高校のあり方検討協議会」を立ち上げ、関係者と議論を重ねている。一方で、地元の桂陽高校は地域・住民に根ざした学習に力を入れ、南ケ丘高校は見学旅行先を国内から海外に変更するなど、独自の魅力づくりを進めている。 (大)
特長伸ばしまちの活力に
■町内会や商店街
桂陽高校は、普通科と商業科、事務情報科がある。近年は、「課題研究」や「総合的な探求学習」を通じて、地域や住民生活などに主眼を置いた学習に力を入れている。
例えば、町内などと連携したお祭りの企画・運営、福祉に視点を置いた高齢者との交流などがある。このほかにも、未就学児や小学校とのスポーツ交流「網ちび」や「子ども食堂」は定期開催を実現している。
昨年は、商店街アプトフォーの活性化策として、シャッターアートに取り組み、地域の課題をテーマにした学習を進めている。
探求学習などは、普通科と商業科の垣根を超えた教育活動となっている。また、商業検定や英検など資格取得をめざす環境を充実させている。
■台湾へ
南高は、新年度から見学旅行先を国内から台湾に変更する。生徒の国際感覚などを養う狙いだ。
現在の1年生が、台湾の見学旅行〝第一号〟となる。同高によると、台湾では現地の大学生とのグループ学習などを通じて、「同世代と英語でのコミュニケーションに挑戦する予定」(同高)。
このほか、デジタル変革(DX)による「深い学び」を実践。今年度は文科省の「リーディングDXスクール事業」の指定校になっており、生成AIツールの活用やオンライン授業などを通じて「主体的・対話的で深い学びを実践している」(同高)
来年度からは、北海道高校「みらいの教員育成プログラム」の準拠点校として、地域の教育を担う人材育成にも力を入れている。
…………………
網走市教委を中心とした協議会は年度内にも、地域に根ざした魅力ある高校のあり方についての意見をまとめる。同市教委、そして桂陽高と南高による独自の取り組みの効果に期待が寄せられている。
2026-02-05
スポーツ・教育
網走南ケ丘高校の生徒会がミラノコルティナ冬季オリンピック女子カーリング競技に出場する、同校出身の近江谷杏菜選手を激励する応援旗を作成した。3日、役員らがアドヴィックス常呂カーリングホールを訪れ、父親の近江谷好幸さんに手渡した。
小学4年でカーリングを始めた近江谷選手は常呂中学校の当時からジュニア大会で活躍。2006年に全国高校カーリング選手権が創設されると第1回、2回大会を連覇した。高校卒業後の2008年にチーム青森に加入し、2010バンクーバーオリンピックに出場している。
同校生徒会の有南羽琉会長(2年)と副会長合わせて3人が近江谷さんに「校内の全員で心を込めて作りました。網走で、全力で応援しています」と寄贈。たて約1・8㍍、よこ約2・4㍍の大きな旗で、近江谷さんは「素晴らしい、立派な激励をいただいた。みんなの思いを現地につなぎます」と感謝した。
有南会長は「南高の先輩がオリンピックに出場するのは誇らしいです」と笑顔を添えた。 (寒)
2026-02-05
スポーツ

常呂高校と北見常呂中学校の生徒達が「先輩がんばってください」と、ミラノコルティナ冬季オリンピック女子カーリングに出場する日本代表選手を激励する応援旗を作成した。2日、選手の家族に渡し、思いを託した。
日本代表(フォルティウス)の近江谷杏菜選手、小野寺佳歩選手、吉村紗也香選手は常呂中学校の当時にカーリングを本格開始。中学生にして日本選手権やジュニア大会で活躍していた。小野寺選手と吉村選手は常呂高校の卒業生でもある。
たて1・4㍍、よこ2・4㍍ほどの旗に、両校の生徒と教職員合わせて110人あまりが寄せ書き。「常呂魂」「テレビの前で応援しています」といった〝常呂発〟のメッセージを思い思いに記した。
常呂中で行われた贈呈式には、選手の家族の近江谷好幸さんと小野寺亮二さんが出席。両校生徒を代表し、常呂高生徒会の中島大護会長(2年)が「在校生としてうれしい。氷上で輝く先輩達を常呂で応援しています」と応援旗を手渡した。
近江谷さんは「皆さんの思いをしっかりとイタリアに届ける」、小野寺さんは「競技場の応援席でこの旗を掲げる」と受け取り、「一緒に応援し、金メダルを獲得しましょう」と士気を高めた。 (寒)
2026-02-05
スポーツ

女子カーリング日本代表の近江谷杏菜選手の家族として応援旗を受け取った、父親の近江谷好幸さん(67)は自身もオリンピアン。1998年長野オリンピック男子カーリング日本代表のセカンドで出場した。次ぐ2002年ソチオリンピックでは女子日本代表(シムソンズ)のコーチとして出場している。
「あの頃は世界のことは何も分からず出場していた。長野オリンピックの準決勝進出を懸けたアメリカ戦の悔しさは今も忘れない」と近江谷さん。「今の選手達はレベルの高い世界の中で戦っている。昔とは比べ物にならない。自分が出場したとき以上に娘の応援に力が入る」と話す。
小野寺佳歩選手の父親の亮二さん(65)も近江谷さんと同様にかつて常呂中学校に通った。「50年前もこの校舎だった」と懐かしむ。
小野寺さんは常呂のジュニア育成に尽力した一人。佳歩選手らが中学生のとき日本選手権で連続3位になった頃からコーチを務める。人情味あふれる指導のほか応援も熱く、ことさら娘さんのことならなおのことのよう。
前回出場の2014年ソチオリンピック前日にインフルエンザにかかり、まともに戦えていない。「昨日、最終合宿地のスイスに着いたと連絡があった。今回は大丈夫のようだけど、いつ罹るか分からないので」と心配する。10日に日本を発って現地へ。中学・高校生の応援旗を持って〝世界一の声援〟を送る。 (寒)
2026-02-04
スポーツ
2026ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでカーリング女子日本代表(フォルティウス)の対戦日程が発表された。10カ国による総当たり予選リーグ。前半戦にワールドランキング1位のスイス、同4位のスウェーデンなど強豪国との対戦が待ち構えるのをはじめ最後まで気が抜けない日程。チームは1月31日に直前合宿地のスイスに向け日本を出発。2月8日に合宿地からイタリア・コルティナに移動し、12日からの試合に備える。
【女子日本代表⑤】(ワールドランキングと日程=日本時間)
①スウェーデン(④12日17:05)
②デンマーク(⑧13日3:05)
③スイス(①14日17:05)
④アメリカ(⑩15日3:05)
⑤韓国(③15日22:05)
⑥カナダ(②17日3:05)
⑦イタリア(⑨17日22:05)
⑧イギリス(⑥19日3:05)
⑨中国(⑪19日22:05)
2026-02-03
スポーツ
中学生バレーボールチームの北見クラブに所属する戸松虎珀くん(網走第三中3年)は、昨年末に大阪市などで開かれた第39回全国都道府県対抗中学バレーボール大会(JOCジュニアオリンピックカップ)に北海道選抜チームの一員として出場。全国3位に輝いたチームの主力メンバーとして活躍した。

野球少年だった戸松くんは一昨年8月、バレーボールに転向。北見クラブに入団後はめきめきと頭角を現し、身長もぐんぐん伸びて現在は186㌢に。ミドルブロッカーとして活躍し、昨年8月にJOC北海道選抜12人のメンバーに選ばれた。最初は「経験の浅い自分が選ばれて良いのか」と戸惑いもあったが、毎週末に札幌で行われる合同練習に参加し、次第に選抜メンバーとしてチームに溶け込んでいった。
12月26日に開幕した全国都道府県対抗には男女各48チームが出場。北海道選抜は予選を勝ち上がり32チームによる決勝トーナメントに進出した。北海道選抜は初戦で新潟、2回戦で岡山を破り、続く準々決勝は奈良を2―1で退け準決勝に進出。準決勝は強豪の愛知に1―2で惜しくも敗れたが、道選抜として最高位の3位入賞に輝いた。
ミドルブロッカーとして
道内トップクラスの高校で競技継続
戸松くんは選抜チームでもミドルブロッカーとして全試合に先発出場し、ブロックやアタックを決めて勝利に貢献。「応援の声に引っ張られて勝ち上がることができた」と自信につながった様子。
まだまだ伸びしろがあると思っている
中学卒業後は、東海大学付属札幌高校に進学し、道内トップレベルの環境でバレーを続ける。「自分自身、まだまだ伸びしろがあると思っています。東海大札幌でも一生懸命に練習し、レギュラー入りを目指したい」と前を向く。 (柏)


2026-02-02
スポーツ
北見市スポーツ協会は、長年にわたる功労者や全道・全国大会で活躍した個人、団体をたたえる2025年度協会表彰の受賞者を公表した。対象者は42個人、7団体。トランポリンのインカレでクラス優勝した北見工大トランポリン部、ハーフマラソン競歩の全国大会で優勝した永井優会さん、剣道の全国大会で優勝した鈴木まゆさんに特別有功賞が贈られた。受賞者、受賞団体は次の通り(敬称略、( )内は推薦団体)。
【功労賞】藤澤徳麿(北見バスケットボール連盟)西尾静男(北見市柔道協会)
【特別有功賞】〈団体〉北見工業大学トランポリン競技部(北見トランポリン協会)〈個人〉永井優会(北見陸上競技協会)鈴木まゆ(北見地方剣道連盟)
【有功賞】〈団体〉北見緑陵高校男子弓道部(北見緑陵高校)北見商業高校柔道部(北見市柔道協会)〈個人〉安部栞夏(北見陸上競技協会)嘉藤颯大(同)田辺采子(同)工藤龍祈(同)松井雅嗣(北見地方剣道連盟)髙山節子(北見市弓道連盟)髙原真士人(同)木内遥琉(北見商業高校)
【敢闘賞】〈団体〉KB倶楽部(北見市野球連盟)〈個人〉井上陽介(北見陸上競技協会)中澤佑紀(北見市柔道協会)佐々木衛(北見ソフトテニス連盟)遊佐喜美男(同)吉本安男(同)遊佐真理子(同)土井伸行(同)丹羽暁久(同)脇伸一(北見テニス協会)玉田かおり(同)斉藤貞子(北見卓球協会)福士秀人(同)宮岡裕司(同)畑中則子(同)藤田佳彦(同)赤塚洋人(北見トランポリン協会)末冨穂香(同)
【奨励賞】〈団体〉北見高栄中陸上競技部(北見陸上競技協会)北見小泉中・端野中男子バスケットボール部(北見バスケットボール連盟)OKHOTSKBLUE RFC Jr(北見市ラグビーフットボール協会)〈個人〉松井維吹(北見陸上競技協会)成ケ澤隼人(同)阿部衣吹(同)春木葵陽(同)田島春輝(北見市柔道協会)服部十和(同)赤間晴一(同)西尾杏(同)田島えま(同)嶋田凰希(北見ソフトテニス連盟)成田崇汰(北見トランポリン協会)遠藤暖大(北見バドミントン協会)佐藤希空(同)
2026-02-02
スポーツ
北見の少年野球チーム「高栄ニュースターズ」の創立50周年記念祝賀会が7日(土)午後5時から、北見市内のコミュニティプラザ「パラボ」(まちきた大通ビル)5階で開かれる。
チームは高栄小学校開校翌年の1975(昭和50)年に結成。創立者の故・保木元信市氏は野球はもとより礼儀や仲間を思いやる気持ちを熱心に指導。チームは全道大会にも数多く出場し、これまでに約600人もの卒団生を輩出した。
少子化の影響によりチームは現在、北見グリーンジャガーズとの合同チーム「ニューグリーンジャッカルズ」として活動し、市内大会で優勝するなど活躍している。
祝賀会は保木元氏の7回忌にあたる2月7日に開催。父母会を中心とする記念事業実行委員会が準備を進めており、常包崇将実行委員長は「OBや当時の父母、地域の皆さん、保木元監督との思い出や少年野球の魅力を語り合いましょう」と多くの参加を呼びかけている。
会費は2500円で、当日直接の参加も可能。記念事業の一環として、創立時からの写真やエピソード、関係者の思いを盛り込んだ記念誌の発行も予定している。
実行委は記念事業の資金に充てる寄付金(1口1000円から)を募っており、5000円以上の寄付者に記念誌を1冊贈呈する。
【振込先】北見信用金庫ことぶき支店(普通)0622297 高栄ニュースターズ創立50周年記念事業実行委員会
問い合わせは連絡用の2次元コードから。


2026-01-30
スポーツ

置戸中学校3年の尾崎カンナさん(留辺蘂スキー少年団)が第63回全国中学校スキー大会(2月3~6日、長野県野沢温泉村)アルペン競技に2年連続出場する。勉強や夏場のバスケットボールも頑張る三刀流。29日町役場を訪れ、深川正美町長に意気込みを語った。
昨年は、全国女子中学生トップ8が参加する日韓中少年冬季スポーツ交流事業(韓国)にも日本代表として選ばれた。夏季に取り組む地元のジュニアバスケットボールクラブでは初の全道ベスト8に貢献。中学生の「税についての作文」で札幌国税局長賞を受賞するなど活躍している。
1月16、17日に十勝管内ぬかびら温泉郷で行われた全道大会で尾崎さんは大回転6位、回転7位に入賞。「今年は結果が出てなかったので自信になる。全国では練習成果を出し切りたい」と抱負を述べ、ちょうどその時刻に高校入試の合格発表の知らせ。深川町長が「良い知らせ。自分の能力を出せれば大丈夫」と激励した。 (寒)
2026-01-30
スポーツ
北見スピードスケートスポーツ少年団の早川周佑(しゅうゆ)くん(北見南中3年)と井上ヒカリさん(北見北光中1年)は、31日から長野県で開かれる全国中学校スケート大会に出場する。設立2年目の同少年団から「全中」に出場するのは2人が初めて。北見の選手としても数年ぶりの快挙とあって関係者は喜びに湧いている。

チームは2024年11月に発足。北見市民スケートリンクを拠点に活動し、かつて全国大会で活躍した指導者らが選手をサポートしている。
北海道中学校スケート大会が今月10、11日に帯広市で開かれ、早川くんは男子1500㍍で17位、井上さんは1年生ながら女子500㍍で19位となり、全国出場枠の24人以内に入った。
3年生にして初の「全中」出場を決めた早川くんは「3年生までに何とか出場したいと思い、練習を重ねてきたので結果が出せて嬉しい。全中では自己記録を更新し、後輩にはその記録を目標にして頑張ってもらいたい」と語る。全国大会では1000㍍と1500㍍に出場する。
持ち前の勝負強さを発揮した早川さんは「自己ベストを出せて良かった。全国大会でも自己ベストを更新して、バッジテストA級も取りたい」と話す。全国大会では500㍍と1000㍍に挑む。
設立2年目で全国出場の快挙
少年団の選手達も大会優勝など活躍
チームには現在、北見や近隣町の小中学生22人が在籍。早川くん、井上さんに続けとばかりに選手達は今季、釧路市で開かれた北海道スポーツ少年団スピードスケート競技大会で優勝や準優勝、6位以内に入賞するなど活躍。関係者は今後の成長に期待を寄せている。
設立2年目での好成績について横田征史代表は「選手、指導者の頑張りと父母の協力のおかげ」と感謝の言葉を口にしている。 (柏)

2026-01-29
スポーツ・教育

置戸町の町営南ケ丘スキー場が21日、今季オープンした。ここ1、2年、営業できなかったり、開幕が遅れたりしていただけに、待ちわびた町民がさっそく訪れ、初滑りを楽しんでいる。
一昨年は雪不足によりオープンできず、昨年も開業が2月に入ってからにずれ込んだ。今季は昨年12月にまとまった降雪があったが、圧雪車の故障と修理に手間取り、この日の開業となった。
市街地の近くにあり、このゲレンデに慣れ親しんだ、おとなのスキーヤーやスキー少年団の団員達が初日からナイタースキーに訪れ、足慣らしに華麗なシュプールを描いた。
小学校のスキー授業、町教委と町スキー連盟のスキー教室が次々とスタート。町スキー連盟のスキー教室ではスキーが初めての幼児達に複数の指導者が手厚く対応し、スキーで△(三角)をつくって止まるまでを繰り返し練習していた。
昨年の同教室に通った年長さんの幼児は、今年はリフトに乗って頂上から滑り降り「スキーは楽しい」と笑顔で話した。2月28日には全町スキー大会が同スキー場で開かれる。 (寒)
2026-01-29
スポーツ

美幌中学校と美幌北中学校の生徒合わせて6人が、2月4日から長野県で開かれる第63回全国中学校スキー大会のクロスカントリー競技とアルペン競技に出場する。6人は1月27日、役場で小室保男教育長に抱負を述べた。
クロスカントリー競技に出場するのは、松本学士(まなと)くん(美幌中1年)、髙橋柚南(ゆみな)さん(同2年)、三浦有咲美さん(同3年)。9~11日に名寄市で開かれた北海道大会の成績で出場権を得た。
アルペン競技では、戸田優虎(ゆうと)くん(美幌中3年)、長嶋幸明くん(美幌北中3年)、芳賀奏太くん(同)が15~17日に十勝管内上士幌町で開かれた北海道大会で活躍し、全国に臨む。
6人は役場でそれぞれ抱負を述べた。3㌔クラシカル、3㌔フリーの2種目で出場権を得た三浦さんは「練習の成果を発揮して悔いのない結果を残したい」と意欲。髙橋さんは「フリーは全国に出場できなかったので、その分クラシカルを頑張ります」、5㌔クラシカルに臨む松本くんは「50位以内が目標。全力を出してきます」と述べた。
回転と大回転の2種目に出場する長嶋くんは「昨年、全国を逃してから一生懸命練習してきました。両親への感謝を忘れず1本1本大事に滑りたい」と抱負。回転に臨む芳賀くんは「目標にしていた全国なので、悔いのない滑りをして楽しんできます」、回転に臨む戸田くんは「1年の時から目標にしていた全国。両親に感謝して滑ります」と述べた。
小室教育長は「努力の成果が全国につながりましたね。感謝の気持ちを忘れず楽しんできてください」と激励した。 (浩)