「俳句は楽しい!面白い!」をテーマにした道俳句会北見支部の俳句展が、北網圏北見文化センターラウンジで開かれている。支部会員22人が春夏秋冬と新年を詠んだ27句を展示している。31日まで。
道俳句会は、北見出身で全国的にも知られた俳人・北光星さん(1923〜2015)が結成した俳句結社。道内を中心に全国各地に支部がある。
気軽に俳句を楽しんでもらいたいと展示している俳句は、同支部会員がそれぞれ自薦したもの。
新年にあたり、人生の一端を短詩のように表現した「初日記 今日のわたしを ありのまま」、夏の句では「新緑の 蝦夷の大地は 膨らみて」など、春夏秋冬の風景や日常を、素直に詠んだ俳句が並ぶ。
渡部彩風会長は「それぞれの人生やその地域ならではの四季折々の感動を伝えられるように、なるべく簡単な言葉で詠んでいます。俳句の面白さを知ってもらえたら」と話している。