私は言いたい

2023-07-11 掲載

(北見市/本紙連載)

行政評価は市民がすべきです

 ある報道で北見市の行政評価記入ミス多発の記事が詳しく取り上げられていました。その内容は市民にとって目に余るもので、報道でも厳しく指摘され追及されていました。

 数値部分では多くの部局で修正率が高く、この評価に対する学識者のコメントは、正確性のない内容は論外と断じ、今後厳しく対応すべきとしています。つまり「ずさん」なのです。

 行政評価は何のための事業なのか、その重要性を役所全体が理解していないのでしょう。今まで何度もミスを指摘されてきましたが、改善されていません。問題は、数値記入はもちろん、事業評価の中身です。内部評価(行政)と外部評価(市民代表、学識者、市の意向により選出)では同じ内容に対する評価が全く逆の場合もあり、理解に苦しみます。

 これでは金と時間を使い行政評価システムを作る意味がありません。これらの問題はどうしても護身評価になります。対策として民間の監査法人に入ってもらうべきと思います。議員や職員上がりの監査では何も機能しません。監査法人は正確で適確な監査を行わなければ法人の資格を停止される場合もあるので厳しく審査されます。市民として気になる財政評価も求めたいと思います。会計はもちろん、業務監査もお願いすべきと思います。今回の件について「今後はこのようなことがないようしっかり改善してまいります」ではもう通用しないでしょう。何らかのペナルティが必要です。さもないと市民との信頼関係が無くなります。このままで適正な予算執行が出来ますか?(北見市・一市民)

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