2022年度の管内観光客入込状況

2023-07-18 掲載

(網走管内/社会)

前年比3割超の大幅増

 オホーツク総合振興局は、2022年度の管内観光客入込状況をまとめた。年間の入込客数は807万9千人で前年比33・9%増加し、コロナ禍前の水準に近づいている。大打撃を受けた外国人旅行客も入国制限の緩和を受けて大幅に回復したが、まだコロナ禍前の水準とは大きな開きがある。

807万9千人でコロナ禍前の水準に近づく
入国制限緩和で外国人宿泊客も大幅に回復

 入込客数の大幅な回復は、緊急事態宣言など行動制限がなくなり、全国旅行支援や市町村による宿泊助成事業が後押し。また、各種観光イベントの復活なども奏功したと見られる。コロナ禍前の18年度の885万人に比べ、9割ほどに回復している。道内、道外別では道外客が258万8千人、道内客が549万1千人。

 期間別では、上期(4〜9月)が529万8千人、下期(10〜3月)が278万1千人で、特に上期の7〜9月が好調だった。

 市町村別入込数のトップは網走市で115万2千人、2位は北見市で110万3千人、3位は大空町で108万8千人。

 外国人宿泊客数(延数)は2万4987人で、前年の1366人の18倍に上る大幅な回復。入国制限が22年6月から緩和され、外国人の訪日が大幅に上向いた。しかしコロナ禍前の18年度(12万7992人)に比べると2割程度にとどまる。地域別では香港が25・9%で最も多く、次いで台湾22・6%、シンガポール10・2%。(柏)

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