■700人以上が回答
アンケートは、今後の情報発信の方法や関連施策に役立てる狙い。無作為に選んだ2千人を対象にした郵送調査をし、インターネットでも可能とした。質問には主に選択方式で答えてもらった。
調査期間は今年2月21日〜3月31日。719人が回答(回答率35%)し、このうち、ネット回答者は102人だった。
回答者を世代別でみると、「70歳以上」が36%と最も多く、「60代」20%、「50代」17%などと続く。「30代」は8%、「20代」5%となっており、中高年層からの回答が多かった。
■広報あばしり
複数回答を可能とした、「あなたは普段、網走市の情報を何から得ていますか」との質問に対して、最も多かったのは市が毎月発行・全戸配布している広報誌の「広報あばしり」で、総回答数(1889件)のうち31・7%を占めた。
次いで、「新聞・テレビなどのマスメディア」17・5%、「市が発行するチラシ」17%だった。「FMあばしり」は7%で、市の公式サイト(HP)の7・4%を下回った。
市の公式SNSについては、「ツイッター」2・3%、「フェイスブック」1・3%。市内の中高年層は市の情報を得る場合、さほどSNSを〝頼り〟にしていないことがうかがえた。
「FMあばしり」は7%
■新たな情報発信媒体
本紙は市に対して、このアンケートを実施する上で、FMあばしりのほか地元新聞や地元紙媒体メディアについての調査項目がない理由を尋ねた。回答は「FMあばしりは、市役所の新たな情報発信媒体であり、災害時の地域情報伝達手段と位置付けているため」だった。
アンケートでは、FMあばしりを聴く頻度についても調べており、「週2〜3回」45%、「月1〜2回」(29%)、「週1回」15%、「毎日」11%との結果だった。
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次回は、市の公式LINE利用に関するアンケート結果などを紹介する。