香(かお)りゃんせ公園(北見市朝日町の常呂川河川敷)のコミュニティーガーデンに植栽されているハーブ類を紹介する2回目は、花がテーマ。なかでも青、赤、黄色とひと際目を引く、色鮮やかな花をピックアップ。
濃いピンク色を強調するのはエキナセア。ヨーロッパ原産が多いハーブ類の中でエキナセアは北米が原産地。先住民が風邪などの際、メディカルハーブとして用いてきたらしい。そんな効能よりも、鮮やかなピンクの色のほうが気になる。
花壇のネームプレートにカモミールとあった黄色い花。気分を落ち着かせるハーブティーの代表格で和名カミツレ。染料にも用いられ、ダイヤーズ(イエロー)カモミールは味のある色を出しそうだ。
もりもりと生い茂る株に、点々と青い花が爽やかな植物はチコリ。サラダやグラタン用として北見市端野で栽培される特産品でもある。そのまま成長させたら、こんなに大きくなるようだ。大きさ2㌢ほどの花はそのままサラダで食べても、茎や根とともに乾燥させてお茶にしても薬効があるとされている。(寒)