動物愛護週間(9月20~26日)にちなんだ講演会と猫の譲渡会が1日、北見市相内地区住民センターなどで開かれた。
北海道、オホーツク獣医師会などの共催事業。冒頭、同獣医師会の増田悦郎会長が「動物の遺棄や虐待をなくし、人と動物が共生できる社会を実現していきたい」と挨拶。講演会では、アニマル・セラピーサービスなどを手掛けるアニマルアシステッド(札幌市)代表の今木康彦氏が「動物からのプレゼント」と題して講演した。
今木氏は人間と動物との関わりの歴史などを解説。動物とのふれあいを通して得られるプレゼントとして血圧や心拍数の低下など身体的効果をはじめ元気ややる気の増加などの心理的効果、人間関係を円滑にする社会的効果を説明。「私達は本当に色々なものを動物から受け取っている」と語った。
講演後は、動物愛護に携わる4人によるパネルディスカッションも行われた。
この日、別会場で猫の譲渡会も行われた。(柏)