オケクラフトが今年、誕生40周年を迎え、記念の講演会を20日(金)午後6時半から、置戸町中央公民館で開催する。受講無料。当日直接会場へ。
用途の限られたエゾマツや欠点材とされたアテなどから、独自の魅力を生み出すモノづくりが始まったのが1983年。白くて丸い器を代名詞に、作り手養成塾の仕組みを構築し、84年に始まった研修制度を受けた人は現塾生3人を含めこれまで62人。後継者を育成して今日を迎える。
記念講演会はオケクラフト40周年事業実行委が主催。「地域産品・伝統工芸を強くするデザインとブランディング」を演題にデザインプロデューサーの下川一哉氏とグラフィックデザインライターの杉江あこ氏が講演する。下川氏は「日経デザイン」編集長などを経て2014年に杉江氏とともに意と匠研究所を設立。それぞれ大学講師としても活躍する。
主催者は「これからのオケクラフトを考える機会にもなるはず」と来場を歓迎している。