季節労働者の通年雇用化を図るビジネスマッチングイベントが27日、北見市民会館で開かれた。オホーツク管内と関東地方の建設関連事業者が人材の派遣・受け入れについて商談を行った。
北見地域季節労働者通年雇用促進協議会などが主催。冬期間に失業を余儀なくされる積雪寒冷地の季節労働者の通年雇用化に向けた事業で、今年で6回目。今回は北見市、網走市、美幌町などの10社と東京都、神奈川県、千葉県、茨城県の8社が参加。面談ブースで情報を交換したり、人材の派遣・受け入れについて商談した。
千葉市建設業協会の田中秀典会長は「千葉市では年間を通して人手が足りない状況。新卒採用とともに即戦力の人材も必要で、そのためにイベントに参加しました。まずはオホーツク地方の状況を知りたい」と話していた。(柏)