全道選手権は5月から10月まで札幌、千歳、釧路を会場に全7戦が行われた。隆成くんは中学生以下のJXクラスで全7戦・14レースをすべて1位でシリーズ連覇を達成。年齢制限のないオープン85クラスも連覇し、これで参戦したクラスで10度目のシリーズチャンピオンという快挙を遂げた。
圧巻は全日本選手権との併催となった第4戦千歳大会で、スタート直後から何度か転倒して最後尾に下がるも、その後の猛烈な巻き返しで1位を獲得した。
力斗くんは小学6年生以下のCX50Aクラスを3連覇。上位のK65クラスで総合3位の好成績を収めた。優次さんは、年齢制限のないインターナショナルオープンクラスで最年少ながら総合6位。昨シーズンの8位から着実に順位を上げている。
チャンピオン目指したい
隆成くんは「チャンピオンになれて良かった。来年もチャンピオンになって、兄と同じクラスで戦いたい」。力斗くんは「いいレースができた。次はK65クラスで優勝したい」。優次さんは「6位で満足はできない。来年はチャンピオンになりたい」と話している。(柏)